こんばんは月影TAKAです。
今回は「ビルドダイバーズにおけるガンプラバトルの法則」について語ります。
ビルドダイバーズには明確に「プラフスキー粒子」という概念が出てきません。
ただし「ガンプラスキャン」という発想はあるらしく、それらのスキャニングデータからコンピューターがデータとして取り込んだ画像データから「ガンプラの性能」を決めている感じですかね。
これがビルドファイターズやビルドダイバーズのGPDであれば「ガンプラを直接動かしてバトルする」方式でしたが、GBNでは「このデータがガンプラの性能のすべて」となりますね。
では「ガンプラの性能を左右する要素」とは何なのかを考えてみようと思います。
1.「見てくれ」
一番簡単なのが「バーニアの塊」だったり「武器の塊」の類の形から入ったガンプラ改造。まあ、無塗装の小学生作品でも比較的多い（昔の自分もこの類だったが）改造方法ですね。
しかし、これには欠陥がありますね。簡単に言えば「レディープレイヤー１の逆発想」となります。それは「レディプレイヤー１ではプレイヤーの出発点は全て同じ」とされていたが、逆に言えば「プレイヤーが持てるキャパシティー（データ容量）の限界も皆同じ⇒過剰なパーツ取り付けは事実上データにはじかれてGBN内で現出できない」という法則ですね。
ようは「ぼくのかんがえたさいきょうのガンダム」というのが実はGBNでは作ることができない。理由は「そういう類のガンプラを許してしまうと、財力を持つ一部の層がGBNの勝率を上げてしまい作品レベルが瓦解するから」である。
一応、平等性を持たせるために「攻撃手段やパーツの取付数にある程度の条件を付ける」というのは考えられる発想だと思う。
2.「改造技術」
これは「魔改造」でなくても「筋描き」をして溝を掘ったり合わせ目をラッカーパテで埋める改造も適用されます。
また、塗装技術においても「無塗装よりも塗装している機体の方が防御力が強い」として「更に下地処理している機体の防御力が更に強い」等の条件はあるでしょう。逆に言えば「スキマだらけのいい加減に組んだガンプラが完全に仕上げを完了した変なスキマのないガンプラに殴りかかると、前者のガンプラの腕が粉々に砕けた」ぐらいの演出はあっても良いと思う。GBNが「改造したガンプラの技術を競う戦いの場」であればあってしかるべき演出であり、それを怠った本作品ではガンプラバトルの凄さは半分も伝わっていない（サラ凄いとしか言っていない）。
3.「コンセプト」
これは「称号」に近い発想。
用は「改造にテーマがあり、それに沿って高い性能数値が出ていた場合に付与される追加要素」であり、例えば「コーティングマスター（下地処理〜トップコートまで完全に施した塗装状態）」は「ガンプラの性能に更に40%の防御力向上効果を齎す」等の演出ですかね。逆に「ビームマスター」であれば「全ての武器をビームとした場合に発生する称号」であり、効果は「ビーム攻撃の再チャージやエネルギー消費を30%抑える」という効果などですかね。この「称号狙い」で改造傾向が偏る演出とかも面白そうですね。
このように改造傾向によってGBN内のガンプラの性能が大幅に変わるような演出が視聴者としては欲しかったな。もしくは「プレイヤーランク」という物を付けるなら「プロフィールや肩書も欲しかった」のが本音。例えば「ナインブレイカー（上位９位を滑る１位の座)」等の演出ですね。
今日はこんな感じです。
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