こんばんは、月影TAKAです。
今回は少し簡単で今までどの記事でもこの手の議論は出ていませんでしたが「ミノフスキー粒子の有効性」となります。
まあ、ぶっつけで語ります…ようは「ミノフスキー粒子がレーダーやセンサーの情報等に影響を与えるジャミング要素のある粒子」と最初期のガンダム設定でも語られていますが、では「このミノフスキー粒子はMSや周囲に対してどこまで有効なのか？」というのが全く語られていないと思います。
まあ、この粒子にどこまでガチになるのかその範疇は見えませんが、このミノフスキー粒子の特徴としては「艦隊戦ではジャミング効果を発揮してミサイルの命中率低下や情報伝達の悪化を誘発する」「歩兵の通信電話もノイズだらけにする」事は語られていますが、「MS内の電装機器にもミノフスキー粒子は影響を与えるのか？」という事はどの文献でもあまり語られていません。
いいとこ「MS用のミサイルはロケット砲団みたいに手動照準になっていたり、有線式で狙いを付けて軌道を描く」程度の事は語られています。
でも、そもそも「電装部品の塊であるMSがそんなミノフスキー粒子の散布下で故障したりしないのか？」ということは原作でもあまり語られていませんね。
言うまでもありませんが「MSの５体（手足等）は基本的に信号やシグナルを受信して機械的に動かされている（これは流体パルスやフィールドモーター式でも同じです)」事情があります。
でも、ミノフスキー粒子がそのシグナルを阻害したらそもそもMSの操縦指示が機体内でリレーされないのではないかとも思うんですよね。
そうなれば「ロボットアニメとしては本末転倒になる」のは事実確実に言えることであり、それ故に「MS内には隊ミノフスキー粒子用のジャミング対策のシールドが施されている」と考えれば、「MS内の事であれば、無線式のセンサー機器も機能する」と考えられるんだよな。
よくに「内蔵型無線方式」という奴で、外装に対ミノフスキー粒子用のシールドが施さ絵れており、機体のフレームや送電機器を介してシグナルを送っているとすれば、大掛かりな制御ボックスをMSに背負わさなくても、機体に取りつけてシグナルの受信を確認するだけで使用できるとも思うんだよな。
逆に「装甲騎兵ボトムズ」においてATに無線式の制御機器が使用された例はあまり見たことが無い（完全に無いとは言い切れない)。
これの例としては「ザ・ラスト・レッドショルダー」や原作の「レッドショルダー」回でミッションパックや機体組立の演出があってのでこれで説明がつく。
逆に「ATで無線式にする」場合は「別途衛生か戦艦の様なマザーハードウェア」を外部で中継し、子機となるAT達に一斉に制御系のデータを無線送信するパターンだろうけど、「ATでその戦艦の様なマザーを守れるのか？」といえば機体コンセプト的に非常に難しいという背景が見える。
このように「ロボットのメカニズム」を考えるだけでもこういう要素を掘り起こせると思います。
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