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2020年04月06日06:49

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ガンダム作品の構成要素2

おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ガンダム作品の構成要素2」になります。

おそらく1は「スターウォーズと掛け合わせて語っている」と思います。
なので、今回は2になります。
まず、初代〜ガンダムXのガンダム作品までの構成要素に言えることは意味不明にぶっちゃけると「現実的」「地動説」的な構成となります。
ようするに「リアリティー」であり、「太陽を中心に月や地球や他惑星が回り、コロニーが浮かんでいる」という現実的な作品となります。

で、ターンエーガンダム以降のガンダム作品は「空想的」「天動説」的な構成となります。
天動説そのままではなく、世界観も地動説を基準としていますが「非常に設定の詰めが甘く、主人公のご都合主義で物理法則を捻じ曲げてくるファンタジー要素全開の作品」という感じでしょうか。

その究極点が、その道を作った一端の作品である「エスカフローネ」である「運命力」とか「奇跡の力」とか正直、ロボット作品と相性が悪いうえにガンダムにそんな物を持ち込まれると一気に世界観が潰れます。
実を言えば「GN粒子」も別の言い方をすれば「天動説要素」であり、ガンダム00のガンダムの機体名が「神や女神の名前」なのもこれに相当するのではないでしょうか(ようはエスカフローネクォリティーです)。

で「エスカフローネが全部悪いのか?」と言われたら「その一端をになっただけで権化の部類ではない」となります。
そんなこと言えば「リューナイト」も「魔神英雄伝ワタル」、「ラムネ&40」も同罪になりますね。
まだリューナイトや魔神ワタル、ラムネ&40は世界観的にまだギリギリ地動説寄りにしていたし「ガンダム作品ではない」と断言しているので特に問題はありません。
まあ、エスカフローネもギリギリそれで問題ないのですが、それ以上に「ブレンパワードの罪が重すぎる」という結果になったんだよな。
「どうして、ブレンパワードの罪が重すぎるのか?」をガチで言えば「ブレンパワードとターンエーガンダムのデザインや方向性が似すぎているから(まあ、監督やメカデザがほとんど一緒なら言い逃れはできませんよね)」なんだよな。
で、このあたりの90年代末期のロボット作品勢が「乙女チックなファンタジー要素と天動説をロボット作品にぶちこんでめちゃくちゃにした」問題が結果的に「ガンダム作品に深刻な悪影響をもたらした」ともなるんだよな。
まあ、「SDガンダム」とか「アナザーガンダム」と割り切ってその要素をぶち込んだのなら問題なかったんだけど、こともあろうに「UCガンダムに繋がるターンエーガンダム(地動説優先作品)」や「現実要素の強いガンプラアニメ」に天動説(空想力学)ファンタジー要素をぶち込んだために強烈な拒絶現象がネット上で発生していると思う。

つまり、「この歪みの原因は90年代末期…1997〜1999年にある」と言っても過言ではない。その究極点のひとつが「アニメ版サイバスター」であり、あれもバンプレストのスパロボや魔装機神のネタからかなり逸脱した天動説要素が酷すぎたと思う。
おそらく「現在のロボットアニメがダメになった、その根幹はここにあったのではないか」とも個人的に思うんだよな。
で、その影響を少なからず受けたのが「トライゼノン」であり、4chアニメクォリティーとか4chアニメロボットの法則等で、雑アニメ化していたと思うんだよな。

まあ、個人的に当時そういうアニメ見ていた側からするとまとめればこんな感じ。
「根本的に元に戻すためには80年代末期かい90年代中期のクォリティーに戻す必要がある」とも逆に思うし「デジタルアニメだからといって雑クォリティーでアニメ作りするとこの手の批判が来る」とも学習した方がいいと思いますね。
今日はこんな感じです。
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