おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ガンダム作品とロボット作品の関係性」になります。
まあ、前回語った「他のサンライズロボット作品がガンダム作品のアイディアストックになっている」のはまあそうなのですが、今回は「ガンダム作品ではやるとまずい事」について語ります。
大体挙げるとこんな感じ
・タイムパラドックス（時代の波が潰れるような事象）禁止。
・怪獣物禁止（これが原因でGガンダムに賛否があります）。
・未開拓惑星で原生生物との戦い禁止（そもそもガンダム作品ではそのジャンルは受け持っていません。ウルトラマンやダイナミックプロ作品のジャンルです)。
・魔法攻撃禁止（よくにその惑星の力を借りて戦うのはジャンル違い。よくにファンタジー物のジャンルとなるからです）。
・現代科学で説明できないようなフィクション金属の使用乱立禁止（まあ、ルナチタニウムも架空金属のジャンルですが、構成物は大体語られているし月の重力や宇宙環境でしか精製できないという条件なのでギリギリ許容範囲内。対して、ミスリル鉱石とかマジックルビー等の明らかに魔法金属とか魔法鉱石に値するファンタジー物全快のフィクション素材を用いることの禁止）
と言ったところでしょうか。
まあ、個人的な視感なので絶対論ではありませんが、ガンダム作品をいままで見てきて大体許容される内容から外れている要素がこれに相当すると思います。
それ故に８０年代末期から９０年代のサンライズのオリジナルロボット物では「ファンタジー物」が急激に増えたとも思えますね。
実を言えば「Zガンダムの時代でもファンタジー物にしようと思えばできた」と条件的に思いますね。
前番組を見れば「ダンバイン」や「エルガイム」なので、その世界観をガンダムに入れてしまえばガンダム作品をファンタジー化できたとも思いますね。
素材としてはできたのにその当時ではあえてやらなかったんですよね。
でも、発想的な逆輸入はありましたね「強化人間」や「バイオリゼーション」「ムーバブルフレーム」等はエルガイムやダンバインから来ているとも思えます。
故にガンダム作品には「取り入れられる技術と、無理な設定」の分岐があると思いました。
まず「世界観の逆輸入は基本的に無理」とされ、「技術的な発想は一部逆輸入可能」という感じだと思います。
また、第２次アナザーガンダムにおいてもこの問題は映像表現として再現されたんだよな。
よくに「ガンダム00のELS」に関しては、「人類が木星圏まで調査したことが原因でELSの様な金属生命体を呼び寄せた⇒ソレスタルビーイングの初代勢が木星までいったのはGNドライブの開発が目的⇒GNドライブ開発が結果的にELSを呼んだ」と解釈できます。
つまり、これです。
GNドライブは今までにない画期的な粒子理論を織り込んだ技術でその機構開発には木星環境下でデータを得る必要があったとすれば、ガンダム作品的な「魔法粒子」の様な物であり、環境的に木星でしか作れないような事象があるとも言えます。
この前例があるのであながち嘘ではないと思います。
逆に言えば「歴代のUCガンダムで作るのをためらっていたことを一部実験的に入れた作品がアナザーガンダム作品である」としたらこの関係性はあると思います。
今日はこんな感じになると思います。
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