おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ガンダム作品の裏側」について語ります。
「裏側」といっても「謎会議」とかの類ではありません。
例えば「表側」は公式HPとかネット上で掲載されている情報を指すなら、「裏側」とは「専門誌の影響を受ける部分」と考えてもらっていいです。
このガンダム作品について過去の例で言えば「コミックボンボン・ガンダムエース・コロコロコミック・ケロケロエース」等の雑誌ですね。
PIXIV等の情報では「ケロケロエースはガンダムエースの弟分」と語られていますが、正しくは違うと思う。
作風からすると「ガンダムエース⇒コミックボンボンのガンダム作品ピンナップ雑誌」「ケロケロエース（少年エース）⇒コロコロコミックの系統雑誌」と判断されます。
クロスボーンガンダムもガンダムエース内では「異色」扱いですが、そもそもクロスボーンガンダムは「少年エース（コロコロ側）」で連載されていた作品であり、その特色のままガンダムエースに流れていたので「雑誌の特徴違い」ともいえる。
で、「どうして少年エースがコロコロ側に分類されるのか？」と言われるのかを言えば連載作品が「シリアス＆ダーティー」というよりも「ほのぼの＆子供向け」っぽい雑誌が多いからである。
つまり、コミックボンボンが「ボンボンアニキ」みたいな雑誌を出さないのは雑誌が廃刊になったこと以外に「ガンダムエースがあるのでそもそも出す必要性が無い」と判断されているからである。
で、月影TAKAがボンボンとコロコロで９０年代以降のガンダム作品を分類するならこんな感じです。
９０年代のガンダム作品（OVA/TV放送含む）⇒ボンボン製ガンダム
ガンダムSEED/SDガンダムフォース/ガンダムAGE/ビギニング・ビルドシリーズのガンダム作品⇒揃ってコロコロ製ガンダム
ガンダム00⇒ガンダムエース製(ボンボン製)ガンダム
といった感じです。
Gのレコンギスタや鉄血のオルフェンズも演出の特色から「コロコロ製ガンダム」に分類してやりたいぐらいですね。
客観的に見ると「ボンボン製・コロコロ製と分けるのは差別なのでは？」と思われがちですが、「コロコロ製ガンダムが成功しているのか？」と言われたら失敗の類です。
何故なら「歴代ガンダム作品の特色と比べて極めて子供向けであり、子供向けのベースの上に大人の悲惨さを上塗りしたような２重絵画的な作り方をしているから」となります。
ガンダムAGEに賛否があるのも「ガンダムAGEがコロコロコミックで連載されていたから」となります。
つまり「コロコロコミックで同時連載されていた他作品の影響も少なからず受けていたから」となりますね。
これはコミックボンボン時代でも少なからずあったことですね。
この「同時連載されていた同雑誌の他作品」というのは雑誌会議などでも少なからず影響を与えます。
９０年代のガンダム作品（主にTV版)の雰囲気を作っていたのは「スポンサー」もそうですが「コミックボンボンの様な雑誌の作品要素」も影響を与えていたように思えます。
例えばですが、コミックボンボンには「プラモウォーズ」という現在でいうビルドダイバーズの様なガンプラバトル漫画が連載されていました。
そして、そのガンプラ要素は「５００〜700円プラモでバトルする」ならガンダム作品のガンダムデザインやバンダイのガンプラの方向性も多少ながらもその足並みを揃えます。
また、ロックマンシリーズや王ドロボウJIN、メダロットの要素もガンダム作品に多少ながらも影響を与えていたと思います。
よくに「メダロット全盛期」とよばれた「メダロットR（メダロッタ―りんたろう)」が連載されていた時期にG-UNITやガンダムWエンドレスワルツをやっていたのではないかと記憶しています。
つまり「部品を自由に組み替えて戦況に対応する」「ガンダムのデザインに極端な動物的デザインや過剰な武装表現を取り入れる」のは少なからずメダロットの要素が影響を与えていたと考えます。
ですが、現在のG-UNITの要素は「鉄血のオルフェンズ」のガンダムフレームが影響を与えている気がしますね。
「同作品なのに影響を与えている作品が違う」となれば当然デザインが異なってきます。
現在の、G-UNITのデザインに違和感を持った理由が「メダロットがデザイン影響を与えていない」といことをボンボン時代からの読者だから分かったのかもしれません。
なお、「コロコロ製ガンダムがコロコロコミックで影響を受けたらどうなるか？」と言われたら「ボンバーマンみたいな世界観要素になる（ビルドダイバーズ）」「レッツ＆ゴー要素が少なからず入る（ビルドファイターズ要素。大神博士戦等のダメージ表現が類似）」「ガイブレイブみたいな作品になる（ガンダムAGE参照。しかし、ガンダム作品では長すぎてガイブレイブ2みたいには収まらなかぅた）」となりますね。
なお、ビルドダイバーズReRiseのエルドラ人みたいな「けもっ子」キャラやビルドダイバーズの「けものアバター」に関しては完全に「コロコロ要素」です。
アバター演出がファイナルファンタジーみたいなオンラインゲーム要素を入れていようともコロコロコミックが「動物キャラが多い（ポケモンやボンバーマン参照）」のは事実現実的にあったことであり、ビルドダイバーズが「コロコロガンダム作品ではないのか？」という疑惑が出ているのも事実ありますね。
それに「コミックボンボン作品ほどビルドダイバーズ系作品が緻密な設定の上で成り立っていない」とも考えられます。
それが「ガイブレイブのエリミネイターズ要素をビルドダイバーズReRiseに取り入れようとしているのではないか？」とも考えられます。
それが「単独遊撃部隊には補給設定は必要ない」という同作品の要素が2ndシーズンに少なからず見えるからですね。
なお、ガイブレイブ�兇蓮屮押璽猴彖任任修留藹个�省かれた」だけであり「長期戦を想定するなら補給設定は必須」となります。
監督がどういう認識であのをシナリオや設定を構築したかは不明ですが、ボンボン時代のガンダム作品と比べて作品設定の問題からクォリティーが数段劣るとも判断できます。
今日はこんな感じです。
※なお、ガンダムSEEDはコミックボンボンで連載されていたようですが根本的な骨組みは「コロコロ製ガンダム」になります。これは問答無用に「効果音やデザインの一部をアニメ作品のゾイドから流用した（アストレイのデザインなど）」のが分かっており、それに連なる「ケロロ軍曹」「ガンダムAGE」もコロコロ製ガンダムと判断されています。
ネタ元になるゾイドの漫画を掲載していた雑誌はコロコロコミックであり、タカラのおもちゃもコロコロコミックで紹介されていました。
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