おはようございます、月影TAKAです。
今日は「ガンダムビルドダイバーズReRiseの作品を分解する」をやりたいと思います。
前からの日記でもやっていたのですが「2020年ガンダムエース３月号」において「記者と監督とのやり取り」が載っていたので、これが「監督の言い分」として視聴者側から「過去のプラモ漫画も含む作品演出から分解していく」とします。
まず、監督の言い分として明確だったのを上げればこんな感じです。
1.ReRiseの「エルドラ」はビルドファイターズの「アリアン」をイメージした設定だった。
2.ReRiseのガンプラバトルはスキャニングしたガンプラを架空世界（３Dフィールド）で戦わせるのではなく、エルドラという異世界でプラスチックを素材とした実在の兵器として描きたかった（発想が凄く危険）。
3.ガンプラのエルドラの作中演出はガンプラを見せているのではなく、ガンプラからイメージされるガンダム等の実際のイメージをそのまま戦わせているらしい。
4.エルドラの惑星イメージはアニメ作りやプラモ開発の迷走イメージした。
的なことを書いていましたね。
まあ、1.に関しては特に指摘することはない。これを指摘したら「魔神英雄伝ワタル」も否定しかねないのでこれは個人的にイーブンである（しかし、世界観の説明は先に出すべきだったと思う。これが作品の評価落とす原因になっていると思う）。
魔神英雄伝ワタルの方ではあくまで「異世界」という内容が前提できており、ワタルの作った粘度人形が龍神丸になったという演出から「これは全て異世界の出来事」と視聴者は割り切れた。しかし、ReRiseでは後に「エルドラが別惑星の出来事だった」と後付け設定を入れたため視聴者を混乱させる演出となっている。
2.に関しては一見「新しい試み」だが、プラモ狂四郎等の過去の漫画の文献を知ってる視聴者からすると「失敗ルート突入」とか「迷走トンネル入りまーす」とか散々な展開しか想像できない始末である。
「どうして、酷いこと言うのか？」と言えば「プラモ魔人」や「山根グフ」「義丸ゲルググ」「サイコタンク」等の「どうやってキットの強さを引き出しているか？」が完全に「ラジコンや子供のおもちゃの構造を示したような図」が展開させるのが「やまと 虹一先生」の演出方法であり、監督が「ガンプラを実際の兵器として描きたかった」という事は「ガンプラが動く構造が明確なほど機体性能が強い」的な過去の事例を入れてこないといは言い切れないからである。
「ダメなの？」と言われたら「ダメです」と言い切りたい。それは完全に「魔改造」の類であり、「プラモという模型」ではなく「模型を改造して子供向けおもちゃにしただけ」という模型の業種を脱線させる可能性があるからですね（しかも、当時は現在みたいに３Dゲーム演出が非常に未成熟状態であり、それを補う意味でそういう演出があっただけである。現在は「３Dキャラ（データ）の作り方」が専門誌で掲載される時代である。完全にジェネレーションギャップの発想である）。
結局は「プラモ狂四郎とガンダム野郎世代が牛耳っているという事を誇張させるだけの作品作りしかできないのではないか？」と考えさせる内容だったと思う。
3.も2.の問題とさほど変わらない。
4.から「ＲeRiseの作品としての完成度は非常に低い」という事に確信が持てた。魔神英雄伝ワタルやガンダムW、Gガンダムと比べても完全に作品のシナリオやプロットが不安定であり、作品作りが毎回行き当たりばったりの可能性があると思ったわな「どうして、放送局の系統で放送するのではなく、YOUTUBEアップなのか？」はこれが原因なんだろうな。
「作品の設定や世界観・プロットが非常に不安定でどういう風に作品を完結させたいのかが明確に決まってないから、作品の納期の先が読めない」ため、YOUTUBEに上げる方式で「出来次第掲載」の方式に変えたと考える。
つまり、もし問題があって「打ち切り」になってもYOUTUBE掲載の枠で収まる可能性があるという事が客観的に読み取れた。
確かに「YOUTUバー」の模倣で「Gチューバ―」という演出があるけど、それはYOUTUBEタイアップの設定のみで意図は薄いと考えるわ。
以上かな…。
で、言えることは「どうして９０年代のガンプラ世代がディス（ハブ）られたか？」言われたら「プラモ狂四郎時代の断片を知る世代」として目障りに思われたか可能性がありますね。
理由は「ジージェネレーションF」あたりかな。友情出演で「京四郎」と「サッキー竹田」が登場している。
そして、プラモ狂四郎の再販番が出たのもこの時代当たりの世代あたりである。
つまり「プラモ狂四郎とガンプラ野郎の過去」を一部知っているのは９０年世代である。
簡単に言えば「自分達の神格化文化には過去を知る者は入れたくない」的な物があると考えたら。
過去の維持で言えば「自由の女神・エジプト・墳・バベルの塔」等。
まあ、プラモ狂四郎世代を悪く言うつもりはないけど「プラモ狂四郎の最終回の野望みたいには早々上手くいかない」のが世の常ですよ。
何も知らない「ガンダムSEED世代以降」を誘いこんでも中古書店が絶滅しない限りプラモ狂四郎の文献は通販でも入手可能なので調べれば誰でもその知識は手に入る。
それに、こういっては酷いかもしれないけど「プラモ狂四郎は当時でこそ革新的だったが、今の時代の技術では演出方法が古すぎる」というわ。
この時代にギリギリ対応している（それでも古い部類）なのが「プラモウォーズ」世代である。
「パーソナルカードとガンプラの併用」は３D上でのガンプラバトルでは必須アイテムだと思いますね。
逆に「情報端末（ほホストコンピューター）に情報を記憶させる」のであれば大型ボックス（箱）はいらんわ。
小型フロッピー程度の薄さで十分だし、湾岸マキシのカードでも問題ない（リューナイトか）、でも今の時代なら「スマホアプリ」かな。
スマホのバーコードをかざしてデータを認証させるシステムかな。
でも、「スマホが無いとバトルできない」は問題なのでカードだろうな（製品でもコストを下げられるな（いっそのことプリンター業界とコラボしてカードに自分のガンプラを印刷させるとか面白そう）。
なので、ビルドファイターズ時代のあの白い箱は大きすぎたと思う。
そして「ガンプラバトルにおいて外観とフレームを今の時代基準で勘違いしてるのではないか？」と思うわ。
この前の「歴史ヒストリア ファイナルファンタジー」であった「モーションキャプチャー」であるように、３D上のユニットの骨組みの基本はあれである。
造形部分のフレームはあくまで「外観・外装（モデリング）」として判断されてあるため、モデリングを作り込んでも３D上のフレームに対応していなければ関節は動かない。
これは今のガンプラアニメを作っているサンライズからすると完全に盲点だったと思います。
今日はこんな感じです。
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