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2020年01月22日06:53

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ビルドダイバーズ作品の要素について

おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ビルドダイバーズ作品の要素について」語りたいと思います。

これはどちらかというと「サンライズの製作スタッフが何を考えてビルドダイバーズを作ったのか?」が疑問視されるレベルの内容です(小川Pが何を考えてこんな設定にしたのか謎)。

まず、「ビルドダイバーズを見たうえでの疑問点」をまとめたらこんな感じ。

1.ガンダムベース押しだけど「ガンダムベース以外からログインしているユーザーもいる」なら「ガンダムベース支店」が複数あってもおかしくない。しかし、ReRiseの「横浜支店(架空)」しか出てきていない(関西圏はガン無視)。
「どうして、横浜支店か?」と言われたら簡単。EDに「赤レンガ倉庫が映っていたから」である。
これが一種の「ネット作品の弊害」であり、「ネットを題材とした作品なら主人公達周辺の環境しか映す必要ないだろ(笑)」として逆に世界観を狭める原因となった。

2.ガンプラバトルのフィールドが定まらない。
これは正直「サンライズアニメとしては致命傷」である。無印のビルドダイバーズはまだ「GBNとGPD」というガンプラを使った「この現実時代」という範疇で定まっていたが、ReRiseになれば「エルドラ」という「別惑星・異世界」要素が介入したためガンプラアニメとして失敗ルートに突入した感じ。
「どうして、失敗ルートと判断したか?」と言われたら「エルドラ・デスアーミーのせい」である。考えてみたら簡単だけど「異世界人が現代に来てガンプラを知る」ならまだ説得力があるが「異世界人が現代人を捉えてガンプラそっくりの実態兵器を開発する」のはガンプラではない。つまり、「ガンプラバトルを謡いながら、ReRiseはガンプラアニメではなかった」という致命傷を演出してしまった。
これに対して「魔神英雄伝ワタル」を引き合いにしそうな感じはあるが、魔神英雄伝ワタルは「終始、創界山の話」であり、ワタルが現代人であったとしても主人公機である龍神丸は「創界山の技術で成立するロボット(作中で刃ワタルの粘度作品がロボットになる演出があるけど、後の超で「伝説の英雄の魂を模倣したロボットである」と使設定が入っている。つまり「伝説の英雄⇒創界山要素」となるため実質、創界山要素である)。

3.ガンダム作品のなんちゃってお遊びアニメである。
これはある意味「SDガンダムよりも酷い言演出」というのがビルドダイバーズトライでもあったんだよな。例えば「歴代ガンダム作品の有名台詞を言いまわす」等の要素。
正直言うと「こんな、偏見だらけの作品要素で勝ち誇ったように台詞言われても感動しない」というのが結果論。
この「偏見」の要素は実を言えば「ガンプラの時代」を逆算すれば簡単に見えてくる。
簡単に言ったやろうか。
「初代〜逆シャアのガンプラ、F91のガンプラ、ギリギリGガンがちょいだし〜ガンダムSEED〜ガンダムAGE」というのが作品の登場する要素と言えるな。
なんか、マスダイバーがジェミナスとか使っていたけどべつに主役機じゃないし、メイン枠ではない。
それどころか「SDガンダムで90年代中期の主役級の機体達が意図的にはぶられた」という結果から「製作者側による時代偏見」が完全に成立している。
例で言えば、「おもちゃ」枠の元祖で語ってやれば「キングオブハート〜シャッフル騎兵」とか「Gチェンジャーシリーズ」「ナイトウイング系」等の元祖は揃ってはぶられている。
大体言えば「HG〇〇シリーズ」しか優遇されていないガンプラアニメの偏見も多少はあった。
そして、「BB戦士と元祖の違いが分からない製作スタッフ」が多いことが更に悲劇を生んだ。
それが「BB戦士強キャラ、90年代枠がガンプラバトルで抹消される」という悲劇が出た。
これで「SDガンダムなんて弱い(笑)」と言われても説得力が無い。
これは「模型ではなくおもちゃを題材にしてバカにする」のと同じやり口であり、BB戦士という模型を軽視した結果である。
昔は知らないが90年代中期では「BB戦士の方が人気があって、元祖が下降気味であった」のが実論だった。
原因は「使用している樹脂素材」と「タイアップしていたガンプラ漫画の影響」である。
つまり「プラモウォーズ」であった。
プラモウォーズでは「ディテールアップ、ガンプラの改造、塗装が性能を変化させるカギ」という改造ポイントを語っており、特に「塗装」では「前研磨」と呼ばれる下地材を噴く前のペーパー研磨が必要とされた。
しかし、「頑丈⇒硬い⇒加工には不向き」という元祖に使われる素材ではガンプラバトルが非常に不向きであるというのが当時読者の行き着いた結論であり、機体性能も「BB戦士>元祖」という認識で落ち着いていた。
なお、元祖が優遇されていたのは「ガンダム野郎時代」の事であり、プラモウォーズでは元祖はなりを潜めて、代わりに「ちーびー戦士」という模型が代役で出てきた。
考えれば簡単だけど
「BB戦士、ちーびー戦士⇒素材にペーパーが通りやすく加工しやすい、素材が華奢⇒模型」で
「元祖⇒頑丈、角などはふにゃふにゃの軟質素材⇒遊んで壊れにくい⇒おもちゃ」という認識が一般的だった。
なので、元祖は小学生低学年まではちーびー戦士とは別枠で人気があった。
対して、BB戦士は小学生対学年〜中学生の間で人気があった(仕上げることを覚えて加工するユーザー向き)である。
で、ビルドダイバーズ等のガンプラアニメで「どちらの要素が優遇されるのか?」を考えたら「模型要素」の方が優遇される。
つまり「元祖ではなくBB戦士の方を出すべきだった」というのが結論であり、それを元祖の方を選んだ時点で欠陥しか開示していないのと同じだった。
しかし、ビルドダイバーズでは法術師ニューやヘビメタガンダムをメインに出した結果「被弾率が高い、造形が簡単な結果武器なども限定される、加工が不向きなのを逆手に低性能扱いされる」という「スタッフの罠」が張り巡らされた。
これが「鉄機武者鋼丸や爆進丸なら評価が180度変わった」というのが90年代モデラーの評価であり、それを意図的に出さなかったことに制作側の悪意を感じた。

等の要素がありますね。
ビルドダイバーズに対して言えることは
「他の架空の支店(横浜を除く)を出さなかった」
「世界観の設定要素が矛盾だらけ」
「ガンプラに対する時代偏見を投入した疑惑がある」
という3つが致命傷になっていると思います。

今日はこんな感じです。
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