おはようございます、月影TAKAです。
今回は「ガンプラバトルの理論」について語ります。
この内容もそんなに長くはならないと思います。
まずは「ガンプラバトルとは何なのか？」ですね。
ガンプラバトルの本質を掲げるものですが、簡単に言えば「ガンプラをバトルフィールドに実機やプログラムとして出現させ、プレイヤーがガンプラを動かしてバトルし、勝敗を決める遊び」がガンプラバトルである。
しかし、この「実機」という要素が後発の考え方であり、実際には「ガンプラの関節ではガンプラバトルなんてそもそも無理」というのが事情である。
考えたら当然だが「ガンダムG４０」の様な複雑な関節機構が無いと、そもそもガンプラを実機で動かしてスムーズな動きは不可能である。
これは実際の原付（原動機付き２輪車両）や車でも「サスペンション・ショックアブソーバー」の事情があるためですね。
あくまで、「ガンプラ（おもちゃではない。おもちゃは元祖である）」は「模型」であり、複雑なディテールもあくまで形状を外観的に再現した物である。大半はその機構を内蔵していない。
つまり、実機に謎粒子をまとわせてバトルさせるという発想は「競う模型（ミニ四駆のような物）」の類ではないガンプラでは要素的には不向きであるという事になる。
となればガンプラバトルとは一般的に「コンピューターが管理する、３次元フィールドにプログラムとしてガンプラデータを出現させて戦わせる架空の遊び」というのが通説である。
実を言えばこの発想はガンプラバトルの祖となる「プラモ狂四郎」でも同じ発想であり、「ビルドファイターズの設定自体がそもそも本流ではない」という証拠となる。
ただし、プラモ狂四郎のプラモバトルをそのままアニメにすると「子供の教育上非常によろしくない演出」が多数バトルで入るため表現方法を変えた感じだろうな。
何もR１６とかR１８のような同人枠の演出ではなく、「スキャナー上で火炎放射器やプラズマトーチ、ハンマーで壊される演出」とかアニメでやると頑張ってガンプラを作っている子供達が「ガンプラは壊されるために存在する」と間違った認識になりかねない為、この表現が却下されたんだろうな。
そして、この「３次元フィールド上で戦う」という要素があくまで「プログラム解析したガンプラのデータ」であり、データを動かすプログラムは「即席で作れるものではない」というのがゲーム事情である。
あくまで「基本フレーム」はあらかじめゲーム側が用意し、その外装としてガンプラの解析プログラムが装着されるパターンを想像する（その際にスラスター・ウイング・重装甲、強武装をコンピューターが判断して性能を割り振りする方式を考える）。
つまりここから「関節を作り込んでも意味がない⇒３Dプログラム上で関節とコントローラーがあらかじめ用意されている」というのが通説であるため、ガンプラバトルがリアルで実現するのが困難というのもわかる。
逆に「魔改造ガンプラをまかり通らせる」場合は「専用のプログラム改造ソフト」が必要となる。
簡単に言えば「MAYA」の様な３Dソフトであり、主に「ガンプラの芯となる基本フレームにアームや脚部を増やすデータ」を増設するパターン。
例えば「デビルガンダムにドラゴンガンダムやシェンロンガンダムの腕を増やしてヤマタノオロチガンダムを作る」場合、このアームが動いてくれないとただの見てくれになる。
でも、前回語ったように「３Dプログラム上のデータのキャパ」を考えたら過剰な魔改造派基本的に無理であるため、あくまで「既存のキットの外装を変更したり、武器を交換するぐらいの改造」で留まる気がする。
これは「メダロット」でも考えられた発想であり、メダロットはよりゲーム性を上げるためにメダロットキットのパーツを４部位に分けて交換できるようにした設定があった。
ガンプラバトルでもこの法則を取らないとそもそも収拾がつかないとファンの視点で思いますね。
今日はこんな感じです。
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