こんばんは、月影TAKAです。
最近、CSの陸戦型ガンダムやザク�兇鯱�って遊んでます。
しかし最近の自分のガンダムの傾向と、子供の頃のガンダムの傾向が全く異なることに気づきました。
で色々考えた果てに「現在と過去ではどちらが正しい味方なのだろうか？」という案にたどり着きました。
比較してあげればこんな感じです。
子供の頃
1.主にZガンダム・ZZガンダム・ガンダムW・ガンダムX系の特別なMSにあこがれていた。
2.武器の威力はかなり高く、１機で何十機も相手にできる一騎当千の様なスタイルを好んだ。
3.機体に搭載されているシステムは「下手をするとパイロットが植物人間か廃人になる」「精神エネルギーを吸い取られて死に至る」等の霊感的な能力が備わっているものだった。
4.機体サイズは大体20〜30mクラスで高出力系になることが多かった。
現在
1.主に初代ガンダム〜Zガンダム、ガンダムSEEDでもデュアルガンダムやブリッツガンダムが好み。
2.武器の威力は抑えているものの装弾数が多く、弾薬も補充しやすかったりEパックなどのカートリッジ式が多い気がする。
3.機体性能から「精神エネルギー」系の装備は抑えられたものの、ソフトウェア面で「戦術予測」を蓄積した学習型コンピューターを重視する設定が増えた気がする。
4.機体サイズは8〜18mぐらいに抑えられており、運用性を重視した設計を好む。
はっきり言うと「現在と過去では求めるものが真逆である」という結論に至りますね。
前者は主に「勇者ロボ」的な考え方であり、「自分が特別な存在で常にベストな状態の最強ロボットを思う存分暴れさせる考え方」ですね。
悪い考え方ではありませんが、機体運用を考えると非常に効率が悪く例で言えば「何を相手に戦うロボットなのか？」「どういう環境下でどのような運用方法がなされるのか？」という点でリアルな世界観を展開しても非現実的な印象を受けます。
夢を売り物にしているアニメ会社としては非常に適したロボットの考え方となります。
対して後者は「ダグラム・リアル志向のガンダム」的な考え方になります。
「リアル志向のガンダム」とは前者の要素を抑えた見る人によっては「弱そうなロボット」と思われる類のガンダムになります。
実弾重視・強くてもビームライフルくらいといった感じでしょうか。
しかし、「強さと引き換えにした粘り強さ」を大人になってから考え始めました。
それが「運用法」です。
例えばですが、ガンダムをはじめとしたMSに「OIL(オイル）」という概念を入れたらどうでしょうか。
OILとは実際の自動車にある「ガソリン燃料」や「潤滑油」の事を指します。
逆にこれらの油が無ければ金属部品は焼き付きますし、燃焼させるエネルギー源もありません。
現在では「電気自動車」全盛期ともいわれてますが、テスラ自動車が燃えている原因も「OILを軽視した」のではないかと思われますね。
テスラ自動車の社長は「石油廃止」みたいなことを掲げて電気自動車を作ったみたいですが、別の言い方をすれば「グリスも潤滑油だし、エンジンオイルも潤滑油である」というのは電気自動車でもついて回ります。
これは、電磁自動車と同じ「RCラジコン」でも同じであり、動力をバッテリーとモーターに置き換えても「駆動システム」を持つ以上は「潤滑油必須」であり、これを軽視した結果、潤滑油が電気自動車の性能に耐えられなかったのではないかとも思えますね。
つまり、ガンダムにおいてもこれは同じ理屈として発生します。
「高出力・高性能＝駆動系の負担は高く、戦闘時間も短い」というのが理屈上考えられます。
GTマシンでも「過酷な環境下でも安定した性能を発揮できる」と言われますが、耐久レースの期間が「1ヶ月間走りっぱなし」という事はなく、半日近くを走った後は「オイル全替え」が基本だと思います。
つまり、「一般乗用車が半年でOIL交換するところを、GTマシンは1日でOIL交換する」と考えてもいいです。
前者の高出力MSは現実で言えば「GTマシン」と同じであり、もしバトル（戦闘）の概念に「OIL」があればあっという間に活動油を使い切って使い物になりませんね。
つまり、これが「粘り強さ」としてコスト重視のMSの長所となります。
実弾重視も「弾を補充できる環境さえあれば長期戦が可能」「予備弾倉を持っておけば粘り強く戦える」となります。
しかも、機体サイズが小型で積載燃料が同じであれば、稼働時間も小型MSの方が長いのが考えらえます。
つまり、これが後者のガンダム要素の強さとなります。
「SDMS」とはこの考えを突き詰めた要素であり、「機体輸送」「整備性」「部隊運用」の3点からかなり現実的な観点から好きになった機体となります。
大半の場合、実際の世界を基軸にしてガンダム作品を考えたら「主人公が特別な存在」なんて普通はあり得ません。
機体運用上、「整備費用」「補充費用」「改造費用」の3点からかなり高性能な高出力MSはそもそも主人公の財成点から破綻します。
仲間がいても大体3〜4人で各地を転々としながら組織戦みたいに戦おうと思えば「戦術の知識」が必要になります。
機体性能で差異が出るのであれば「戦地を味方につける」戦い方が必須となります。
戦地でも「危険地帯（科学ガス的な要素とか）」「高低差地帯（高台・低地等）」「不整地（泥濘・川沿い等）」等の要素があるため、これらの戦局から自分が有利に立てる地形をはじき出すセンスも戦闘では必須となります。
「強い機体で戦えば勝てる」というのは一種の慢心であり、敵が地形を上手く使った罠を張った場合、地形に対する対処を怠れば撃墜の危険性もあります。
運用性重視の機体のパイロットはその点を熟知しているため、ある意味「ベテランが多い」とも言えますね。
大人になってからそういう要素を考えるようになりました。
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