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2019年01月13日09:24

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RCカー・ミニ四駆の遊びの法則

おはようございます、月影TAKAです。
今回は「RCカーとミニ四駆の遊びの法則」について語ります。

まずはじめに言えば「はじめにRCカーがあって、小学生でも小遣いで買えるようにスケールダウンとコストダウンを図った操作できない商品をミニ四駆とする」となってますね(過去のタミヤの歴史を題材とした番組で語られてました)。

では逆に「遊びとしてRCカーとミニ四駆ではどちらが分かり易いか?」と言われたら私なら「ミニ四駆の方」と発言します。
その答えが「コース」となります。
ミニ四駆は「まっすぐしか走れない」反面、必ず「ガイドラインを必要とする」となりますね。
現在では海外の方で「ストリートミニ四駆」が流行ってますが、ダッシュ四駆郎にもあるように「野外ミニ四駆ではスティックを使う」ことが通説となります。
このスティックこそ、サーキットでのミニ四駆でいう「ガイドライン」であり私の見解では「ストリートミニ四駆はけん玉やお手玉に近いものがある」と思います。
ようするに「野外のコース以外の壁にぶち当たったら失敗」という奴で、そうならないようにスティックで方向を変えて走らせ続ける競技の様な物です。
逆に言えばこの法則があるからこそ、JCJCや公式大会の「コースありの競技は絶対的にコースに縛られる」とされます。
つまり「コースを破壊する・コース強度以上の衝撃力を与える」となれば走りに深刻な影響を与えるという法則はまさにここにあります。
この要素に抵触するのが「脱脂モーターや抵抗抜き改造」の類であり、本来「この要素によるネガティブを避ける為にモーターやギヤの設計に安全要素を付与させる」として製品段階のモーターやギヤの性能はあの様になっていると私は考えますね。

まあ、そういう問題点をミニ四駆は抱えている反面、逆を言えば「遊ぶ法則が一番しっかりしており、コースやスティックがあればとりあえず目的が分かる遊び」という点ではミニ四駆が一番優れています。
逆に「遊びの要素が一番不透明なのがRCカーである」というのが現状ですね。
「模型屋とかにコース設置場所があるから走らせて来たら(笑)」とかたる事情を知らないミニ四レーサーがいると思いますが、RCカーはRCカーである種の「問題」を抱えています。

それが「ラジドリ事情」となります。
そもそも「ラジドリ」とは「RCカーでドリフト走行させる」となって「ドリフトさせる場所」の大半が「アスファルトではなくタイル状の地面」であるため屋内競技になり易いです(タムタム神戸店の屋内RCサーキットは基本的に「ラジドリ用」です)。
90年代初頭当たりではRCバギー用コースとかあったのですが、90年代後半から「TT系シャーシの前身」が出始めてミニ四駆と同じく「グリップ重視のアスファルト舗装された―コースで走らせる競技」となったらしいです)。

つまり、表向きでは「RCバギー」がタミヤの方で発売されていても「公式競技としてのバギーコース」は実は低迷を続けている感じですね(少なくとも神戸周辺のRC事情ではこうなってます)。
その反面「RCバギーの利点」を上げれば「サーキット系RCカーと比べて走る場所を選ばない」点ですね。
90年代の「ファイターバギー」にあるように「バギー系は舗装されていない悪路」でもよほど攻略不可能な段差などでない限り走ることができます。
逆に言えば「河川敷や公園でもRCバギーは走る」という事がポイントですね。
ポイントなんですが…おそらくですが「RCバギーが衰退傾向になった」のはこれが原因だと思います。
その原因とは「砂塵」です。簡単に言うと「土煙」でありRCバギーの最大の長所が現在では「マシンのメンテナンスを著しく困難にして部品の消耗率を上げた原因」として、「砂塵舞う所で走らせるぐらいならアスファルトの舗装されている所で小石を相手にしている方がマシだ」という考えがRCユーザーには多いのではないかと思います。
実際に私も「オフロードよりもオンロードの方が好み」となり、走らせている場所の画像にもあるように「小石をコンクリートで固めた石段状の地面」の場所を走らせています。
当然ですが、そういう「石段状の地面」は分類上「舗装されていない地面」に分類されるため、通常のTT‐02シャーシの様な完全な舗装路を走らせるマシンに対しては走行が安定しない原因があります。
逆に言えば現在のバギーカーの主戦場が「オフロードコースから河原等のセミオンロードコースに移りつつある」とも思うんですよね(私の管理できる範疇ではこちらの方がやり易いです)。
では「スターユニットや1/10RCカーを存分に遊ぶためには」と考えたら「そのマシンが自由に走れるためのコースをタミヤRC部門がデパートや模型店に設置してくれるように頼む」でしょうね。
でも、ここでも問題が発生します。
それが「RCカーはミニ四駆以上に自由である」点ですね。
自論になりますが、私も「ベアリング系はオールタミヤ製ではない」と言っておきます。特にスターユニット系では「説明書に記載されたベアリングがタミヤ製では揃えにくい」問題点がある為、タミヤ製と同品質で揃えやすい他社品のベアリングを使っている部分もあります。
逆に言えば「タミヤのRCカー公式大会でもミニ四駆の公式大会みたいに、ベアリングを一々調べて不正改造が無いか確認するのか?」と言われたら「動作に問題無ければスルーする」となりますよね。
逆にこの法則が安易に予想がつくため、ミニ四駆の公式大会上「抵抗抜きや脱脂モーターが車検員にスルーされて不正が横行している⇒今の公式大会はペテン大会だ」と揶揄している流れとなります。

話が長くなったので簡潔に話すと「RCカーはプロポ操作ができて自由だ」という反面「自由だからこそRCカーで何をして良いか分からない。タミヤ公式の説明しているジムカーナ方式ではすぐ飽きる」という問題点が浮上します。
逆に競技場の制限が強いミニ四駆は「不自由な競技である反面、ルールや法則性がしっかりしているので一番わかりやすい競技」という事が断言できます。
で、RCカーの遊びをもっと広めて自由の中に遊びの法則性を持たせるためには「もっとタミヤがタミヤ関連店RCカー取扱店やジョーシン・エディオンでRCカーのイベントを行う事」が一番手短な手段だと思いますね。

今のご時世だと「ネットの電波や公園や河川敷の規制が厳しくなってきている」事情がある為、「90年代とは事情が全く異なる」と思います。
今日はこんな感じです。
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