フォーゴトン・レルムにおけるヒューマンの民族について、PCのイメージ想起のために現実世界の民族に近づけてみる試み。
現実世界とは異なるので間違っているかもしれないが少しでもイメージの一助になればと思います。
■資料
・D&D 5e プレイヤーズ・ハンドブック
・D&D 5e ソード・コースト冒険者ガイド
・D&D 3e フォーゴトン・レルム・ワールドガイド
・D&D 4e フォーゴトン・レルム・キャンペーンガイド
■プレイヤーズ・ハンドブック
【イラスク人】
北方ソード・コーストに存在していた亡国イラスクの民。ラスカン市に名残がある。
身体的特徴と地理的な位置から恐らく北欧のイメージ。
【カリムシャン人】
フェイルーンの南西にある砂漠の国カリムシャンの民。首長はパシャと呼ばれている。
パシャの尊称と地形的な特徴から恐らく中東〜西アジア(特にトルコ)のイメージ。
【ショウ人】
フェイルーンのはるか東、カラ・トゥアにあるショウ・ルンの民。「黄金の道」はシルクロードのイメージ。
身体的特徴と地理的な位置、および名前のルールから恐らく東アジア(特に中国)のイメージ。
【ダマラ人】
フェイルーンの北方にあるダマラの民。
身体的特徴と地理的な位置、および名前の語感から恐らくスラヴ(特にロシア)のイメージ。
【チョンダス人】
フェイルーンの中央部にある内海沿岸を中心としてに散らばる民。元はヴィルホン入り江近くにあった亡国チョンダスの民。
内海を地中海に見立てた上で、身体的特徴と名前の語感から恐らく南欧のイメージ。
【テシア人】
フェイルーンの西岸ソード・コーストにあるテシアの民。ソード・コースト全域に散らばっている。
チョンダス系の名前を使うため、身体的特徴と地理的な位置から恐らく西欧のイメージ。
【トゥラム人】
トゥラム人と思われる記述はアンサーのメス森に見受けられる。
アンサーの信仰は現実世界の古代メソポタミヤそのもの。
信仰を中心に考えた場合、恐らく中東〜南アジアのイメージ。
【ムルホランド人】
ムルホランドの信仰は現実世界の古代エジプトそのもの。
貴族が頭を剃っているのは「ハムナプトラ」イムホテップのイメージか?
信仰を中心に考えた場合、恐らく北アフリカのイメージ。
【ラシェメン人】
フェイルーンの北東にある妖精と精霊と怪物がいる森の国ラシェメンの民。
鉄の王が従えている狂戦士を中心に考えた場合、恐らく古代ガリアのイメージ。
■ソード・コースト冒険者ガイド
【アーカイアン人】
野蛮な人間国家アーカイアンの末裔。ドラウとの戦争に敗れハーフエルフ(ドラウ)の治めるダンブラスの奴隷となるが反乱した。
現実世界に近似する民族はいない。
【アイマスカー人】
フェイルーンを席巻したソーサラーによる魔道帝国アイマスカーの末裔。
奴隷としていたムルホランド人、アンサー人、ナーフェル人の反乱により帝国は崩壊しアンダーダークへ落ち延びる。
現実世界に近似する民族はいない。
【ウルティウ人】
カラ・トゥア北部から西の極寒の地を目指した民族。
移動した経路やトゥイガン人との近似性などを考えると恐らく中央アジア(特にフン族)のイメージ。
【ガー人】
フェイルーンの西ハートランズを放浪する遊牧民。
街道の民と呼ばれている事から恐らくジプシーのイメージ。
【シャール人】
フェイルーン南部の遊牧民。狩猟と弓術と馬術に長け、さまざまな自然の神々を崇めている。
恐らくネイティブアメリカのイメージ。
【トゥイガン人】
フェイルーンとカラ・トゥアの間にある「黄金の道」北部の草原に住む騎馬遊牧民族。首長はカハンと呼ばれている。
カハンの尊称と地形的な特徴、および名前の語感から恐らくモンゴルのイメージ。
【ナー人】
フェイルーンの北方にあるナーフェルの民。
ツンドラ地形とトナカイを放牧する遊牧民族から恐らくツングース系民族のイメージ。
【ハルアー人】
フェイルーンを席巻したウィザードによる魔道帝国ネザリルの穏健派の末裔。
現実世界に近似する民族はいない。
【フフォーク人】
テシア人を祖先としてムーンシェイ諸島に住む海洋民族。
恐らくバイキングのイメージ。
【べダイン人】
フェイルーンのアノーラック砂漠の南部に住む好戦的な遊牧民。
恐らく砂漠の遊牧民ベドウィンのイメージ。
■背景:異邦人(ソード・コースト冒険者ガイド:第5章)
・カラ・トゥア
⇒【ショウ人】
・ハルアー
⇒【ハルアー人】
・ムルホランド
⇒【ムルホランド人】
・アンダーダーク
⇒【アイマスカー人】
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