不勉強なマスコミのおかげで悪いイメージが定着してしまったクルーズ船だが、冷静に考えてみれば、陸上の隔離施設と何ら変わりがないどころか、むしろ優っている部分がいろいろある。
その後の陽性者の発生具合からすると、船内で罹患した人たちは、隔離される前にすでに汚染されていたとみられ、船内での防疫措置は成功したと言えるし、院内感染の例を見るように、陸上の施設も万全ではない。
要は防疫措置を正しく取れるか否かの話で、それが出来るのなら、軽症者や未発症者の収容施設として、クルーズ船を活用することには、次のようなメリットがある。
�ー�容施設として自己完結しており、そのキャパは数千人と大きく、しかも取得するのに時間がかからない（４月７日現在まだ横浜にいる）。
細かく仕切られた船室は隔離病室にもってこいで、船客に快適なクルーズをしてもらうために設計されているから、それぞれにベッド、シャワー、トイレ、ソファセット、テレビ、エアコン、ベランダなど、ホテル相当の設備が備えられている。
給食や給湯、給電、船内LANなどの設備も充実し、多数の船客の乗船を想定した、スタッフの支援設備もあり、容態の悪化した患者を一時収容する病室などに転用できるホールやレストランなどのスペースも多数ある。
�∪�府は、船内での防疫、およびそれを陸上から支援する方策について、すでにノウハウを持っている。
��数千人規模の専用設備を、患者が大量発生しそうな都市部のすぐ近く（港）に、ただちに設置できるから、患者が乗船するのも、様々な支援をするのも、重症に転じた患者を陸上の病院へ移送するのも楽。
�ご擬圓鬘吋�所に集中できるので、限られた医療スタッフも効率的に運用でき、施設借り上げの交渉相手も１社に絞れるので事務手続きの省力化も図れる。
�チイ亮�囲は海または岸壁なので、周辺住民の反対や不安を心配する必要がない。
現在クルーズ船は仕事がなく、スタッフも職のない状態だから、チャーター料金や手当の金額次第では、船と乗組員をまるごと、すぐに用意でき、事が終了すれば本来の仕事に戻せるので、解体などの必要がない。
都の患者用病床 6日までに増床
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6035030
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