入院した知人、退院したら花見に行こう、と言っていたのに、今年どころか来年も無理かもしれなくなってしまった。
せめて桜の写真でも、と撮影を思い立ったが、週末は天気がいまひとつとのこと、急遽休みを取った。
変なものを貰っても困るので、往復は車、開園直後に入場するといちばん人目を引きそうなエリアに直行、速攻で撮る。だが平日にも関わらず思いのほか人が多く、時間の経過とともに増えていくのには驚くやら呆れるやら。
園内の小道を右往左往して他人を避け、メインエリアから脱出すると、アトマイザーでアルコールをぷしゅぷしゅさせながら、人気のない場所にひっそりたたずむ桜や春の花を撮りつつ早々に撤収した。気分はもうアルカイダ幹部の潜伏地を急襲するステルス攻撃機。(笑)
桜を観にきた人々の多くは、夫婦かカップルの老若2人組、お母さんとちび、あとは私のようにカメラを手にしたソロだが、その中にあって異質だったのは、桜がいちばん見事な場所で宴会を始めた10人以上の老人グループ。
いくら風通しの良い屋外でも、密集していたら意味がない。ニュースではディズニーランドの駐車場さながらに混雑したオートキャンプ場の様子を報じていたが、やってきた連中の頭蓋骨の中には豆腐が詰まっているのだろう。
本来年寄りは、頭の軽い若者をたしなめ、手本となる存在なのに、率先して馬鹿をやってどうする。自分たちの寿命は残り少ないからいいんだと思うのは勝手だが、今のウイルスは自覚のないうちにばら撒いてしまう厄介なタイプだと言うことを忘れてないか。
対地ミサイルを搭載していたら、行き掛けの駄賃として殲滅してやったのに。(笑)
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