1人33000円は相当に安いと思う。

とりあえずの白ブルと2007の五大シャトー、当たり！

>飲み物は日本酒とともに、フランスの高級白ワイン
>「コルトン・シャルルマーニュ２０１１」や、
>赤ワイン「シャトー・マルゴー２００７」が振る舞われた。

グランドプリンス高輪が8500万（4日分）ほどで落札した
ようだけど飲み物込かな？
着席と立食で値段違うから着席4.2、立食2って感じ？
ワインに何が出るかで相当に値段が変わる

>料理は、グランドプリンスホテル高輪が、84,287,500円で落札しています。
>単純に、2600人で割ると、1食32,418円です。

30年前はラフィットの1978だったようだけど
これだけでディナー4万の価値はあるでしょ（笑
約10年物が出るとすれば2008,2009は高すぎるから
一番安い2004か2007だろうか。
それでも今9万くらいする。
白はたいしたことないだろう。
日本の要人の晩餐会は伝統的に赤はボルドーと決まっているようだ。
明治天皇がワイン好きで、パリ万博に行った幕府の人たちが
パリ万博で産業振興に使われたボルドーを知ったので、
流通しやすかったんだろう。
確かにブルゴーニュの赤じゃわけわかんないし本数もないわ。
ブルゴーニュは白しか出たためしがない。
それもたいしたことない白で、日本の白が出ることもある。
だから価格は赤の年代、シャンパンが出るかでないか
これで大きく変わる。
ちなみに国連では白で乾杯する。
シャンパンは高くなっているので各国だんだん外される傾向。
米国中国は自国のワインを出す。
東南アジアはフランスのワインは確保できず出せない。
酒そのものがない場合もある。
韓国はワインという飲み物自体が出ないはず。

皇室から迎賓館行事までディナーでフランスワインの
きちんとしたものが出るのはアジアで日本だけ。
そりゃみんなきたがる（笑

エリザベス女王はいっぱい持っているらしいが本数がないので
王室の晩餐会とは別に、特別な晩餐会で出すとっておきがあるとかないとか
でも女王陛下は飲めないとか、実はモルドバのワインが好みとか・・・
フランスに行くと本当に重要な首脳にはブルゴーニュの赤が出される
（小泉さんｘシラクでもせいぜい赤はシュバルブラン。ブルは白しか出されてない）
暴いてみたら確かにあったが本数がないのでタイマンでしか出せない
エリゼ宮コレクションはオークションで売られてしまった。
なかなかすごいのがあるけれど、
http://winepressjapan.com/archives/857
本当にすごい物はフランス革命で贅沢を打倒したという建前で
フランス最高級ワインは外交には出さない。
基本緊縮。料理人のキャリアをつけて産業振興を図ることに凝る風になっている。
（エリゼ宮の料理人、ホワイトハウスの料理人、天皇の料理人、とつくと
料理が産業ブランドとして成り立ってしまう）

ロシアはウクライナとモルドバで大喧嘩しているので
ワインその物が饗宴で出せなくなった
クリスタルはロシア皇帝が作らせたシャンパンだが
帝国の残滓のために今は出ない。
等々
ワインの真偽不明の伝説は多い（笑
これをタレーラン以来のワイン外交という。
http://www.ryuichiteshima.com/archives/2007/a0600oruyomi.php

銀食器の取り扱いと和懐石+紅白ワインのマリアージュ
宗教を加味した調理の作り分け
おみやげとかなんでも皇室カスタムになるし
何か月もかけて練習していろいろ考案して、たぶん前の踏襲がメインだけど

33000円くらいでカスタムメイドなら普通のディナー料金に近いでしょ
これに年代物ワインを失敗せず合わせる
安すぎだろ。元首に出すなら頭6はもらわないとやりたくない。
好きでないとできない仕事だわ。
相当に簡素にしたと思う。

自分なら作るほうでなく食べるほうを選ぶ。

ホームラン1000本は打たないと一般人は呼ばれないけど（笑




■華やかに「饗宴の儀」＝英皇太子ら外国賓客招き−皇居・即位の礼
(時事通信社 - 10月22日 22:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5835648