・はじめに
会津への餃子の旅も、来年度からはしばらくできなくなりそうである。
代わりに、浜通りへの餃子の旅の頻度は上がりそうだが、栄転したと見なそう。
もう少しの間であるが、寸暇を惜しんで餃子を食べなければならない。
本日は、神指(こうざし)町へ。なかなか凄い地名だが、神がいる気配はない。
それどころか、田圃ばかりであるようにしか見えない。
あるいは、秋の実りの時期、一面の金色の稲穂が神からの賜物に見えたからか。
店に入り、壁面に貼られた品書きを見ると、餃子と書かれた短冊がない。
テーブルには品書きは置かれておらず、つまり餃子はないのだろうか。
絶望する前に、店員に確認したところ、ある、との回答であった。一安心だ。
・対象
営業時間：11:00〜14:00、17:00〜19:30
定休日：日曜日
駐車場：店の前に4台程度
席：テーブル席2席、炬燵席1卓
席にある調味料：酢、醤油、辣油、胡椒、七味、塩
従業員：男性2名
餃子5個500円(税込)
・結果
大きさ：中程度〜やや大きめ
皮の厚さ：中程度
ひだの数：6個
焼き加減：きつね色の焼き目が片面についている
餡の内容：野菜が多め
・考察
食べると野菜の風味が広がり、肉感はあまり強くない。
いわゆる、野菜多めの餃子である。
食べ続けていると次第に飽きが来てしまう。
それを防ぐためには、各自が調合した餃子のタレを使うのが良いと思うが、
タレなしで食べ続けていると少々、餃子の楽しみが薄れてしまう。
つまり、餃子の味わいがあまり強くない餃子である、と思えた。
・まとめ
評価は3である。やや物足りない感じが否めない餃子であった。
本日はやや暖かい。春も近づいているのだが、春は別れの季節である。
別れの季節なのに、草木が芽吹き、優し気な雰囲気に包まれる時期でもある。
春はどうも、季節の感触と人間の営みとがずれている感じがしてならないのだ。
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