・はじめに
盛岡駅東口を歩く。開運橋近くでこの店を見つける。
前回訪問した、2019年5月にはまだなかったと思う。
店員が店の外に出てきて盛んに呼び込みに励んでいるのはその証左だろう。
店の二階には滑車が吊られており、下の調理場と繋がっている。
店の外にも軽くこの事が書かれていたが、店名はここから来ているようだ。
店にかけられている音楽は懐かしい曲ばかりである
(例：四季の歌、完全無欠のロックンローラー)。
顧客のターゲットをその年代にしているのか、店主の嗜好なのか。
・対象
営業時間：11:00〜22:00
定休日：日曜日
駐車場：なし
席：立飲みカウンター、カウンター3席、テーブル席5席
席にある調味料：酢、醤油、辣油、一味、味ぽん、塩、ソース、ドレッシング、肉味噌、おろし大蒜
従業員：男性2名女性1名
餃子6個300円(大蒜の有無を選べるが今回は未注文)、肉餃子6個330円、いずれも税抜価格
・結果
大きさ：中程度
皮の厚さ：中程度〜やや薄め
ひだの数：3個
焼き加減：きつね色の焼き目が片面についている
餡の内容：肉と野菜が半々程度で生姜風味が利いている
餃子と共に、酢と辣油に肉味噌を加えたタレも出される
・考察
肉餃子を頼んだが、その割には肉の量が多くはないかな、と思う。
また、肉餃子に肉味噌を重ねる必要もなかろう、とも思う。
野菜主体の餃子に肉味噌を合わせるのはありだろうが、そこは考慮の余地があるだろう。
肉餃子なのに肉が少なくて、外から肉を足して帳尻を合わせるのは本末転倒ではないか。
また、餡自体の量もやや少ないように感じる。もう少し、ボリュームが欲しいと思う。
とはいえ、このような店では、客一人に餃子を何枚か頼んでもらいたいだろうから、
一皿の餃子の分量をやや抑えて作りたいというのも心情としてわかる。
・まとめ
評価は3である。もう少し量が欲しかった。
帰りに店主とおぼしき男性に、いつ開店したのか尋ねたら、2カ月前とのことだった。
加えて、宣伝などはしておらず、店外での呼び込みだけでやっている、とのことだった。
筆者のことを、地元の仕事帰りの勤め人だと思っての説明だったのだろう。
料理の目玉を餃子と唐揚げに据えて、他に手を拡げすぎずにするやり方に好感を持てる。
要は、これからも餃子を主たる料理にする店が増えて欲しい、という願いだ。
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