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2020年02月12日21:39

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ヴィパサナ7days体験記

今回、書いてみたくなりました。
瞑想者の内側で何が起きているか、うかがい知れません。
サイレンスに入ればなおさらです。
私自身はファシリテーターとして傍らにはいるのでが
サイレンスが維持できなくなるような何か異常事態が起こらなければ、
私の仕事は、時間管理くらいしかありません。
そこで同じ時間帯で参加者とともに瞑想しました。
私自身、瞑想中に何が起きているか、
言葉でうまく伝えられるかどうか、やってみます。
2日目、サイレンスに入り、徐々に深く入っていくと同時に、歯痛を感じ、
それが4日目あたりに、最高潮に達していました。
上顎が腫れあがって歯がぐらぐら、抜け落ちるのではないか、
1本抜けると積み木細工が崩れるように何本も抜け落ちるのではないか、、
まるで北大路欣也の歯磨き粉のテレビ・コマーシャルを連想させ、
身に迫る現実に恐怖しました。
私も70歳を過ぎ、肉体は衰えるのはやむを得ないという思いと、
これが実は悪いことではないという私なりの経験知もありました。
あがかず任せるしかない。
今回は技法に沿って呼吸や思考を見守り続けられました。
すると内側にゆったりした空間が広がり、そのなかに居られたように感じます。
5日目から徐々に様子が変わっていきました。
身体の内側の足、胴体、首筋に強いエネルギーが上昇し、
眉間の奥に、矢が突き刺さるように、集まってきます。
眉間の皮膚が破れれば突き出るような感じになりました。
6日目になって、歯痛、上あごの腫れが嘘のように消えています。
その日の夜は、眉間に引き攣り、緊張、痛みもともない、
ほとんど眠れずに過ごしました。
上あごと眉間は近い。
上あごや歯の古い無意識のブロックがエネルギーを留めて、
痛みや腫れをおこしていたものが、
ついにブロックを解消し、眉間に突き抜けた、という感じでした。
7日目の早朝、瞑想中に、山の稜線から昇ってくる太陽の最初の一閃を浴びたとき、
私の中の暗闇が消えたと感じました。
眉間に集結していたエネルギーが、あるものは頭頂へ、全身の各部分に流れて調和しています。
ここに書ききれない、内側に抱えていた痛みが今は消え、心地よく、至福を味わってます。
瞑想 Meditation の語源は Medicine 薬 といいます。
これからもたぶん傷つけたり傷ついたりするであろう無明の徒の
私にとって、瞑想とは自らに処方する副作用のない万能薬と改めて思いました。

フォト


2/6-12 ヴィパサナ 7days
https://ozakusan.com/vipassana70206/

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瞑想・芸術・癒し 空間
石裂山(ozakusan)瞑想の家
https://ozakusan.com/
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