<1月1日>(金)
「申」は電光が走る象形
「神」の元の字であり「伸びる」に通じる
動物では「猿」
日本では猿田彦神社、中国では孫悟空
相場格言は「未辛抱、申酉騒ぐ」
賑やかな1年となりそうである
猿にまつわる諺は否定的な意味が多いが
「三猿主義」(見ざる、言わざる、聞かざる)
はいわば戒めのようなもの
太閤秀吉が申年だったとは、ちと出来過ぎか
猿も木から落ちる。だから楽しい。
本年もどうぞよろしくお願いします。
<1月2日>(土)
○年賀状をいただいております。当サイトやメールやFacebookなど、ついついネットでのご挨拶が増える世の中ではあるのですが、紙は紙で続ける値打ちがあるんじゃないかと思って、今回も年末が迫ってから丸1日でワーッと書いて出したところであります。
○そうかと思いますと、この人(山崎元さん
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/a2e1c25355f05570f17ff6d7046d0a64)のように「本年から止めることにしました」と高らかに宣言される方もいらっしゃいます。理由を読んで吹き出してしまいましたが、至極ごもっともであります。日本郵政、いくら上場したからと言って、ちょっと考え直した方がいいんじゃないですかねえ。
○あらためていただいた賀状を見ていると、同世代人の中には出向や転籍、さらには引退をと、人生の第2ステージを迎えている人が少なくないようです。確かに当方も、自分がサラリーマンなのかフリーランスなのか、だんだん分からなくなってきているところですから、結論としては「引き続きよろしく」、もしくは「もうひと踏ん張り」ということになります。
○その一方で、もう面倒になったから書きません、という人も増えているようです。先月、出席したさる忘年会では、高齢者が多いこともあって、「既に図柄が書き込まれている年賀状」10枚セットをお帰りの際のプレゼントにしていました。これで、「どうしても来てしまった分のお返事だけは出しましょう」というわけ。こうやって少しずつ減らしていく、という人もいるんじゃないでしょうか。
○おせち料理やお年玉もそうですけれども、お正月の習慣には煩わしいところがあります。でも、止めてしまったらもとには戻せなくないでしょうから、今年も止める勇気がなくて続けております。たぶん世の中の大勢も、そんな感じでありましょうなあ。
<1月3日>(日)
○今年の年末年始はあっという間に終わってしまい、明日はもう出社です。はてさて、せわしないものよのう。仕事始めに、米大統領選挙の動静を見てみましょう。
○今年は米大統領選挙の日程が後ずれしているので、初戦のアイオワ州党員集会が2月1日となっている。そこでまだゆったりしているのですが、関係者にとっては気が気ではないでしょう。いつも通り賭け事サイトから見ていきます。
●2016年大統領選挙の勝者
ヒラリー・クリントン 8/11 1.7倍
ドナルド・トランプ 9/2 5.5倍
マルコ・ルビオ 5/1 6.0倍
テッド・クルーズ 7/1 8.0倍
ジェブ・ブッシュ 18/1 19.0倍
バーニー・サンダース 18/1 19.0倍
クリス・クリスティー 25/1 26.0倍
○なんとヒラリーさんが単勝1倍台の強さです。(いつものことですが、英国ブックメーカーが多用するフラクショナル方式は分かりにくいので、われわれが慣れ親しんでいるデシマル式に換算しております)。それにトランプ氏、ルビオ、クルーズ両上院議員という共和党のトリオが続きます。それ以外の候補者は大きく引き離されています。まずはこの辺が相場観ですな。
○さて、差し当たって最も注目は共和党の候補者選びですが、それはどうなっているのか。
●共和党の候補者選び
マルコ・ルビオ 7/4 2.75倍
ドナルド・トランプ 2/1 3.0倍
テッド・クルーズ 5/2 3.5倍
ジェブ・ブッシュ 9/1 10.0倍
クリス・クリスティー 14/1 15.0倍
○あれれ? こちらで見ると、共和党内ではルビオが一番人気となり、僅差でトランプ、クルーズが続きます。共和党内ではこの上位3人がリードしていて、後は足切りとなる気配が濃厚ですね。今度はもっと近視眼的になって、アイオワ州党員集会とニューハンプシャー州予備選の動静を見てみましょう。
●共和党のアイオワ州党員集会(2/1)
テッド・クルーズ 4/9 1.4倍
ドナルド・トランプ 5/2 2.5倍
マルコ・ルビオ 6/1 7.0倍
ベン・カーソン 20/1 21.0倍
●共和党のNH州予備選挙(2/9)
ドナルド・トランプ 6/4 2.5倍
マルコ・ルビオ 15/8 2.88倍
クリス・クリスティー 9/4 3.25倍
テッド・クルーズ 7/1 8.00倍
○アイオワ州は宗教的保守派が強い州なので、クルーズが一歩リードしています。2012年はサントラム上院議員、2008年はハッカビー知事(アーカンソー州)が勝っていますからね。ニューハンプシャー州は、むしろ経済的保守派が強いので、2012年はロムニー知事(マサチューセッツ州)、2008年はマッケイン上院議員が勝っています。こうしてみると、アイオワ州よりもニューハンプシャー州の方が重要だという感じですね。
○そのNH州は、トランプ&ルビオ&クリスティーによる混戦状態です。トランプ人気が今一つなのは、ジェブ・ブッシュがカネに任せて反トランプキャンペーンをやっているから、という事情があるようです。当面の最大の注目点はここですな。
○いずれにせよ序盤戦の2州が重要で、不肖かんべえとしてはここでトランプ旋風が失速すると見ております。あと1か月ですから、今月は上記の数字を小まめにチェックする必要がありますね。さて、どうなりますか。
以上、吉崎達彦(かんべえ先生)の溜め池通信より、
全てコピペ。
アイオワ州共和党党員集会 2月1日
ニューハンプシャー州予備選挙 2月9日
を皮切りに、大統領選まで、あと9ケ月のレースは、
2コーナーを回るというところでしょうか。
この、溜め池通信の中に、
《上海馬券王》氏のコラムがありますが、
昨年の秋は、全然当たっていませんでした。
http://tameike.net/writing/shanghai.htm
私の想像ですが、
上海馬券王さんとかんべえ先生は、富山中部高校の31期
(ノーベル賞金の田中耕一さんは、富山中部30期)
(ゆうすけさんは、富山中部29期であった)
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