いま一時帰国できない以上に困っていることは、日本から個人宛に食品や薬が届けられないこと。
航空便が減って日本郵便が配送を受け付けてくれない。
ヤマトやFedexは動いているけど、税関・FDA申告の関係で郵便扱いにならないそれらを選ぶと、個人では対応が難しい(書類や衣服やマスクは普通に送れる)。
少しでも日本のものを入手するため、7月に車で片道7時間半かけてシカゴの日本デパートへ出かけた。2泊3日だ。
1日目
覚えたての自動運転を使い、夕方にシカゴの日本デパートに到着。
イオンのように広い。7時間半かかった苦労もあり、涙が出そうに感動した。
隣には紀伊国屋書店もあり、店内は日本に帰国したような雰囲気。本の値段は日本の2倍ぐらい。
日本にいる感覚で店内を歩いていると・・・
誘拐に対する注意喚起の張り紙が。これは日本の書店にはない・・・。
夕食は近くの喜多方ラーメン坂内へ。
現在、店内の食事は出来ないのでテイクアウト。
持ち帰りなので麺は美味しくないが、味は日本で食べていたものと同じ。
東京ではただの安いラーメン屋かもしれないが、こんなに旨いものは久々に食べたという気持ち。
2日目
ホテルはヘミングウェーの生家のエリアの近くでした。
この道路標識、直訳すると"子供たちを生きた状態にキープしろ"という感じで面白い。
この日は高架鉄道でシカゴの中心部へ。
この鉄道、サンフランシスコのケーブルカー、ニューオーリンズの路面電車と並んで米国の名物らしく、確かに凄く趣深い。
120年以上の歴史があるだけあって、駅や線路のボロさが凄まじいが、味わいがある。
高架鉄道で平面の十字交差って初めて見たよ。
お昼はホットドック。ケチャップをかけないのがシカゴ流。
一か所だけ観光らしいところにも行った。
写真のジョン・ハンコック・センターというビルの展望台。
ちなみに左にある建物は給水塔。1871年のシカゴ大火で焼け残ったうち唯一現存している建物。
この展望台名物の、傾くガラス窓のアトラクションも珍しかった。
あとはオハイオにはない店で必要品の買い物。
それにしてもシカゴという町は、19世紀の摩天楼と現代の高層ビルが混在している独特の景観が、非常に迫力のある都市だ。見応えがあって実に良かった。
夕食には最も有名な名物であるシカゴディープピザ。
3日目
再びしっかり日本デパートへ出かけ、6万円以上の買いこみ。
ランチはフードコートで。
ちゃんとした味のとんかつ定食が10ドルという激安価格。
特に焼き鳥は、1本200円ほどで日本のデパ地下レベルの味。オハイオでは1本700円出しても1本30円の激安スーパーの味に劣るというのに・・・。
うどん屋さんには豚骨うどんもありました。
ラーメンに豚骨があるのに、うどんにない理由は無いということですね。
シカゴなら、こういう状況下でも比較的苦も無く住めたかもしれない。
そう思いながら7時間半の帰路へ就いたのでした。
1時間の時差があり、計算通り日没寸前の21:20に無事帰宅しました。
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