6月末から、アメリカのオハイオ州へ転勤となりました。
予想していなかったわけではないですが、アメリカは好きじゃないので嫌でした。
まず食事が。
私の持論は"イギリスが植民地にしていた国は飯が不味い"ですから、もちろん米国も含みます(唯一の例外は香港)。ましてや魚も獲れない内陸部・・・。
そして車社会。
運転は好きじゃないので、山奥の秘湯や湯めぐりをする時だけにしたいです。
そして治安。
ご存じ銃社会で、先週末にオハイオ州で銃の乱射があったのは日本でも大きく報道されたようです。
あとは気候。
今は連日、摂氏でいうところの32℃ぐらいの夏日ですが、冬場は氷点下20℃とか。
なんといっても日本酒と温泉が趣味の自分が海外に住むのはイメージできない。
旅行も趣味だが、自分は先進国を一人旅する際は、歴史ある美しい街を鉄道で周りつつグルメを楽しむような旅が好きなので、アメリカは不向きでしょう。
やりたい仕事が米国にあるわけでもなく、東京の仕事内容が面白かったので動きたくはなかった。
海外駐在するなら中国・台湾か欧州が良かった。
さて、一か月住んで感じたことは・・・。
まず、自宅と支給自動車はこんな感じです。
近隣の風景はこんな感じ。
アパートにはプールもついています。
想像以上に綺麗です。治安もよさそう。
ほぼ白人しかいないアメリカ北部の地方都市は、どうやら想像していた雰囲気とは少し異なるようです。
会社の自分のデスクです。
しっかりブース化されてるのがアメリカらしいですね。
職場の人はとても紳士的でフレンドリー。
目が合うたび、すれ違うたびに、笑顔でしつこいほど挨拶しあう文化。
店員も大陸欧州に比べて接客はまともなほう。
そういう意味では概して気持ち良い滞在はできます。
問題は食事。
日本食のクオリティーが低いのはわかっていたことだが、洋食も本当に不味い!
特にパンとパスタ(ケーキなんかは問題外)!
欧州とは違うんだなぁ。
欧州といっても、地中海に面した諸国と比べるのがよくないのであって、
英国と比べると同じようなクオリティだから納得せざるを得ない。
ちなみに日本食スーパーは予想以上に品ぞろえがいい。
例えば納豆は10種類ほどもある。
売り値はどれも日本の約2.8倍といった感じ。
日本料理店はなんちゃっての店なら沢山あるがまともなところはわずか。
ラーメン1600円、焼き鳥2本700円、寿司は日本の100円回転寿司が1皿700円でやってると思うと良い。
ちゃんとした日本料理店でもこういうのがメニューにある。
・・・やはり料理に対するセンスを全く感じないわ。
もちろん、とれたてのトウモロコシや地ビールなど、日本よりおいしいものもゼロではないですが、very few です。
あとは冬が怖いですね。
先輩駐在員の電気代の領収書、冬場は6万円/月(夏は数千円)。
自動車も家の中からリモートでエンジンをかけねばいけないそうです。
また面白い出来事や遠出した際など、記録をつけていこうと思います。
旅行ならアメリカより中南米に行きたいですけどね。
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