《刑事
マルティン・ベック 笑う警官/マイ・シューヴァル ペール・ヴァールー》
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なぜだか以前から、タイトルだけは知っていました。
どうしてでしょう?
とくにミステリーや警察小説が好きというわけでもないのに・・・。
無意識のうちに頭の中にタイトルが刷り込まれているというのは、
それだけ人気を博した本だったのでしょうね。
調べてみると、1968年に刊行され、
1970年にエドガー賞長編賞を受賞となっていたので、
50年ほど前の作品だということがわかり驚きました。
どうしてそんな昔の小説のタイトルが頭ン中に刷り込まれていたのか、
いまもってよくわかりません。
北欧の作家ですぐに思い浮かぶ名前といえば、
トーベ・ヤンソンくらいなものなのに。
んで、読んでみると、
警察小説の金字塔といわれるだけあって、
やっぱり面白かったです。
ずいぶん後半になるまで捜査に進展がないものの、
まったく飽きさせられることがないのは、
事件にかかわる警官たちの個性がよく描かれているからでしょうネ。
それと、当時のスエーデンが抱えていた問題、世相などが、
それとなく散りばめられているからではないでしょうか。
本作は、シリーズ4作目だそうです。
シリーズの初めから読んでみたいと思いました。
べそかきアルルカンの詩的日常
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