健康の鍵は粘膜にある
人は年齢を重ねるごとに身体中の粘膜の分泌が減っていきます。粘膜がしっかりと出ていれば、ウイルスや細菌が体内に入っても、唾液や鼻水、涙、汗、痰などで体外に排出出来ます。
この粘膜が少くなって来ると、様々は病気の引き金となって来るのです。
口から肛門まで続く粘膜は、一つの管の様になっていてすべて粘膜に覆われているのです。
この粘膜が不足した状態になると病原体が体に侵入しやすくなり、インフルエンザ、花粉症、アトピー性皮膚炎、虫歯、歯周病、誤嚥性肺炎、胃潰瘍、便秘性大腸炎、ガン、不妊などの病気に罹りやすくなります。
実は、自律神経に支配されている粘膜は、自分で出したくても出すことは不可能です。
然し、唾液は自分で簡単に増やすことができます。
其れは、何時も述べている様に、食事の際によく噛んで食べると、唾液の分泌量は10倍になるのです。
唾液の主成分は「ムチン」というもので、レンコン、オクラ、山芋、モロヘイヤ、明日葉、なめこ、納豆などに多く含まれているので、毎日の食事で積極的に取り入れれば、粘膜が保護され予防にも繋がります。
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