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2020年03月29日22:00

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「落花狼藉」/ 朝井まかて

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装画:黒川雅子「京都 嶋原」/装幀:岡田ひと實

「吉原」建設の中心となった「庄司甚右衛門」(実在)に拾われ、
遊郭「西田屋」の女将となった「花仍(はなよ)」の
成長と生涯を軸に、
慶長8年(1603年)江戸幕府が開かれ江戸が街として大きくなる中
慶長17年(1612年)江戸で唯一の遊郭を置く町として成立した「吉原」が
成熟し、変化していった、その変遷、
吉原の、決して破ってはならない掟と仕置き、
そこに住む女たち、男たちの、喜びと悲しみ、生と死…
を描いた佳作。

面白く読んだのだけれど、
なんだかあっさり読み終わってしまった。
もっと、何か、どこか、グン!と掘り下げて書き込まれていたら
もう少し読み応えがあったかも。
まかてさんの作品、何冊か読んだいずれもこんな感想。
面白く無いワケじゃないのだけれど…

ところで、
吉原の暮らしが興味深いと思ったら、ちょうど、
3/30(月)22:00〜22:54 BS-TBS「にっぽん!歴史鑑定」で、
「吉原の一日 花魁と旦那衆」を放映してくれるとの事。
https://www.bs-tbs.co.jp/culture/kantei/

なんとグッドタイミング!
明日はシッカリ、視聴予約した。 
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