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2020年01月27日09:54

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ウィルスの突然変異

ウィルスの遺伝子の突然変異というのは、遺伝子がコピーされる際のエラーだ。そのほとんどはウィルスの生存を不利にする。しかし、ごく稀に有益な変異も生じる。ウィルスの数が多いほどそういう突然変異が生じる確率が増えてくる。例えば、それが生じる確率がコピー10兆回に1回とすると、ウィルスが10万くらいしかいなければ問題にならないけど、ウィルスが1京もいれば確実に生じてしまう。そして、一度一定数に増えると、あとは自然選択を通じて突然変異のウィルスが増える。感染力の強い遺伝子を有するウィルスだけが新たな患者を作って行くというわけだ。だからこそ、ウィルスの数を増やさないこと、すなわち患者の数を減らすという初期対応が重要なのだ。また、ウィルスが増えれば様々な変異が生じる可能性がある。致死率の高い変異、熱を出さずに発見が難しくなる変異、猛烈な咳を引き起こして伝播力を強める変異など。インフルエンザがまさにその状態。そうなる前に、根絶してくれることを祈りたいですね。
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