OM-OF101ペンギンの制作については、今回苦戦している
大橋さんが辞められた後、別の人にカットを頼むことになったのだが、まったく精度が出ていないない
修正も含めた設計変更を余儀なくされたからである
いろいろ考えながら、付録の冊子
を捲っていると小さく印刷されたグラフに目が留まった。
メーカー設計の背面バスレフの測定グラフである。
何の解説もないので、うっかり見逃していたのだが、これが実に興味深い
まず、インピーダンス特性のカーブであるが、目盛りが逆に打ってあるので間違いではないのだが、アドミッタンスカーブ
これに続いて位相特性
このままでは何に興味があるのかお判りいただけないと思うので、重ねてみた
アドミッタンスカーブから読み取れるのは、85.11Hzの共振周波数だが記事の中では81Hzとある。
どちらが正解なのかは本文にコメントがないので判断しかねるが、今回は問題にしない。
この中で、位相が0の点を右からfoc,fd,foとすると、focとfdでは音圧が得られるが、foでは音圧が得られないのにグラフ上では位相があっていると読み取れる。
さて・・・・・・・。
つづく
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