アニメ感想 マギレコ

・マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 Final SEASON-浅き夢の暁-

まどマギから続いた魔法少女達の物語が遂に終わりましたね。
どうなるのかワクワクしながら見ていたわけですが、信じられないくらい主要キャラ達が死んでいくというガチシリアスエンドでした…ゴクリ。
正直舐めてたといいますか、やり直しの効かない一発勝負の戦いを見ることになるとは思いもせず。
ずっと気になっていたういちゃんのことも分かり助かるのかしら？！とドキドキしながら話を追っていくと助からなかったんな…。
けれど、ずっと大好きなお姉ちゃんと一緒にいたことを理解して泣きました。
途中いろはちゃんが閉じ込められた時ういちゃんが助けるために出てくるんだけど、一期で使われていたうちっちの一番好きなBGM「Void」が流れて胸が締め付けられる思いに。
その時、もしかしたらういちゃんは助からないかもしれない…と。

やちよさんが列車の中でみふゆにみかづき荘に戻ってきなさいよと促すも返答しなくて、もう助からないのがわかった時もキツかったん…。
やっと仲直りできたのに二度と昔のような日々を過ごすことはできないってあまりにも悲しすぎでしょ。
列車は銀河の海を渡って行きましたが、この辺は宮沢賢治原作のアニメ「銀河鉄道の夜」をなぞっているのかなって。
あの作品も終盤、主人公のジョバンニが「行くな！カムパネルラ！」と叫ぶシーンがあります。
マギレコでは列車が高く天を目指していたので、やちよさんにお別れを言いにきたみんなはお星様になったのかも…しれませんね。

黒江さんの回想はとても静かで悲しくて、優しい思い出だったん。
助かるかなとは思ったけど、いろはちゃをの優しさに当てられて心が耐えきれないって…。

ワルプルギスの夜を倒した後はほむらちゃんが旅立ったのが答えの一つでしたね。
個人的な感想ですが前作のまどマギよりもはるかにハードな世界でした。
単に後追いした話作りではなく、絵本や童話のような優しい少女達の距離感を描いたり、やり直しの効かない生と死の在り方を感じることができて本当に見て良かったなと思いました。
かえでちゃんとレナたそ助かってセーフなんな！！！
いろはちゃん役の声優さん優しい演技合ってて凄く聞きやすかったのだわ。
やちよさんの声優は天さんでしたっけ。あの人もおバカな役のイメージ強いけど、マギレコでは落ち着いた演技してて合ってるなって。

以上