2019年の漢字は「令」

“令和初”2019年今年の漢字は「令」に決まる　過去24年間分も紹介＆解説【1995年〜2018年】
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毎年恒例となっており、公益財団法人日本漢字能力検定協会が葉書やウェブでの公募で選定する2019年の「今年の漢字（R）」に「令」が選ばれ、12日、今年も京都市東山区の清水寺で、森清範（せいはん）貫主が広島産の熊野筆で特大の和紙に力強く揮毫（きごう＝毛筆で文字や文章を書くこと）しました｡「今年の漢字」は今年で25回目を迎え、漢字一文字に込められた意味合いの奥深さを理解していただくために行われているものです。

「令」が選ばれた理由としては、新元号「令和」の「令」が、万葉集から選ばれた言葉で、「美しい調和」を意味することや、「法令」、「発令」、「命令」、「指令」などといった単語に「令」が使われていることが注目されたからです。

あと、私自身の「今年の漢字」を一つ選ぶとすれば、3位の「和」を挙げたいですね。「昭和」の「和」が新元号に用いられたこともあり、今の人々にも昭和の趣をもう一度味わうことができれば良いなと思った次第です。特に比較的記憶に新しい昭和末期の1980年代のファッションが令和初期に長期間にわたるブームを巻き起こしそうな予感がします。

来年の「今年の漢字」には何が選ばれるのか、私も楽しみです。