寒い日はお汁粉日和

今日(日付変わったから実際は昨日)は友人に誘われて上野の東京都美術館に「ムンク展―共鳴する魂の叫び」を見に。

着いてみたら東京は朝から雪がチラついたりしてお足元の悪い中(って程でもないが)かなりの人出で40分待ち。
でも全然大したことないわ、伊藤若冲展の４時間待ちに比べりゃ可愛いもんじゃないか…と思ったら友人の障碍者手帳のお陰で付き添い(の役割なんか何もしてない)の私まですぐ入れて頂いてしまいましたスミマセン。
そして展覧会というものは誰の展覧会であっても有名な絵の所は絶対に混んでいる。
今回も有名な「叫び」のところではかなりの混雑が。
それで今回は「叫び」の前だけ2列…「近くで見られるが立ち止まらずにゆっくり流れる前列」と「ちょっと離れたとこからだけど好きなだけ留まって眺めていい後列」に分かれるようになっていた。
回を重ねるごとに混雑対応を覚えてくるのはこの美術館の偉いところだな。そのうち『最後尾』のプラカードが登場するんじゃないかと期待している(笑)

幼くして母を思春期に姉を結核で亡くしたムンクの作品には常に死を思う影が…くらいの知識しかなかったんだが、パネルで紹介された生涯はけっこういろいろやらかしてた。
カメラ好きでセルフポートレートをよく撮る元祖自撮り！な人だし知人の弟の妻と恋愛関係になるわ恋人との別れ話がこじれてピストル沙汰の事件は起こすは…こんな人間的な人だとは知らんかった。
後年精神を病んで療養したり晩年はアトリエを建てて隠遁生活を送ったりしたそうだがそっちの方がイメージ的にムンクらしい感じ。
そしてものすごく好きなタイプの絵ではないんだが見る価値は充分にあった。

その後館内でお昼食べてから秋葉原へ行き竹むらに甘味を食べに。
今日は寒いからお汁粉…と思っていたのにパスタがやや少なめだったのでちょっと物足りなくて揚げ饅頭。

　
そのあとお茶しながら夏の申込書かいて友人に託し(私がなかなか郵便局に行けないので)家電を見て回ったりしているうちに夕飯時に。
歩き回ってお腹空いたので写真も忘れてオムライスに齧り付く我々…メチャクチャお腹いっぱいになってしまった。
久しぶりによく歩いてよく食べてよく遊んだ1日でした。