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2019年12月15日23:21

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リスト 超絶技巧練習曲集第11番「夕べの調べ」

クリスマスコンサートが終わり、次のライブ(2/16)に
向けて準備しなければならない。

プログラムを考えてみた。
前半
ベートーヴェン ピアノソナタ第5番ハ短調Op10-1
リスト 超絶技巧練習曲集第11番「夕べの調べ」

後半
ショパン ピアノソナタ第2番「葬送行進曲付き」

ベートーヴェンはここでソナタをやるのは
ちょうど10曲目。

ショパンは大作で練習がハードだが
やりがいがある。

しかし、もう1曲、リストの「夕べの調べ」については
特別な感慨があった。

ピアノを学んでいた学生時代(そんなに熱心ではなかったが)、
ショパンのエチュードと並んで、リストの超絶技巧練習曲は
夢中になってよく弾いたものだった。
ショパンのエチュードは、弾けた曲がいくつもあったが
リストの方がなかなかうまく弾けなかった。

「夕べの調べ」など、曲集の中では易しいほうだが
クライマックスの、オクターブの跳躍が難しかった。

しかし、10分を超える、練習曲としては破格の
スケールの大きさと、詩的な美しさに魅了された。
超絶技巧練習曲はショパンの練習曲と並ぶ傑作だと思うが
この「夕べの調べ」をよく知っている人は、いったい
どのくらいいるだろう?

ショパンのピアノソナタ第2番、第2楽章を練習していると
やたらオクターブの跳躍が出てくる。

これを弾いているとき、
「これを弾けたら、夕べの調べも弾けるんじゃないか」
ということを思いついた。

あわててリストの楽譜を出してきて、練習してみると、
難なく弾けたのには驚いた。
ショパンのオクターウ跳躍と大体同じなので
ショパンが弾ければ「夕べの調べ」も弾けるというわけだ。
ショパンやリストを弾くと、自分が学生時代に
タイムスリップしたような気分になる。
嫌なことも忘れて、のめり込むように練習するのだ。

年末年始の休日には、まとめて練習して
マスターしたいと思っている。

最近、梅田のディスクユニオンに行く機会が減った。
理由は、梅田地下街の「泉の広場」が閉鎖したからだ。
ここを通るのがディスクユニオンにいくのには
いちばん近い。

その泉の広場がようやくリニューアルしたので
久し振りに行ってみた。
以前より高級な飲食店街になっていて、、特に
クラフトビールバーと、ワインバーが目新しい。

しかし、ここで飲食することはあまりない。
だいたい、1日3食しか食べないのに
これだけの飲食店が必要だろうか?

泉の広場を通過して、ディスクユニオンに行った。
リストの超絶技巧練習曲(オブチニコフ演奏)が欲しかったのだが
残念ながら置いていなかった。
代わりに何を買ったかも忘れた。

今年はコンサートにも全然行っていない。
年末は家で第9を聴いて締めくくることになりそうだ。
演奏は、いちおう、朝比奈/大フィルのエクストン盤を聴くつもりだ。

消費税増税による不況にあえぐ年末。
そして来年は、オリンピックの後の大不況が来るのだろうか?


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