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2020年03月23日09:10

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中学の体育教師が聖火ランナーだった

■一生懸命走ってつなぐ=2度目の聖火ランナー三遊亭小遊三さん―東京五輪と私
(時事通信社 - 03月23日 08:31)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6018490

 出身地、山梨県の東京五輪聖火ランナーに選ばれた落語家の三遊亭小遊三さん(73)。高校生だった前回東京五輪でも地元で聖火ランナーを務め、「落語家というより『聖火リレーの小遊三』ですよ」と笑う。当時のエピソードや五輪への思いを語ってもらった。

◇世界最高の競技を応援

 聖火リレーというと五輪の象徴ですから。それをみんなでつないで、最後、新国立競技場の聖火台に火を付ける。真剣にやらないといけないです。

 前回、僕は高3の卓球部キャプテンで、「お前が走れ」って学校の命令でしたからね。面倒くさいなという気持ちでした。当日は中継地点で待っている時、雨が降ってきたんでね。「聖火消えないのかな」と言ったら、「変なこと言うな」と怒られた。平日で兄も姉も勤めていたし、家族は応援に来ませんでした。

 今みたいにイベント的なお祭り騒ぎではなかったですね。世界最高の競技をみんなで応援する感じ。聖火ランナーは招待されて、国立競技場で競技を見学させてもらったんだけど、その時もあまりお客さんは入っていなかったですしね。

◇卓球と聖火に感謝

 でも、僕が実際に走った時は道の両側に人がだーっといて「頑張れー」とか言われて。「俺主役だな、気持ちいいな」という感じでした。

 その時の写真が新聞に載った。「写ってるの僕なんですけど」と新聞社に電話したら写真を送ってくれました。新聞は今でも持っています。うれしかったし、生活に活力を与えてくれた。五輪が来るたび取材にも来てくれる。私の人生に大変な役割を果たしてくれているんです。

 卓球を始めたのは小学5年くらい。中学、高校、大学と続けた。こういうチャンスに巡り会えたのも卓球のおかげです。招待され、卓球が正式種目になったソウル五輪(1988年)からバルセロナ、アトランタと応援に行きました。林家こん平師匠と世界ベテラン卓球選手権にも出場した。

 卓球代表の平野美宇ちゃんは山梨出身で、小さい頃に対戦もした。東京五輪では日本に絶対メダルを取ってもらいたい。

 2度目の聖火ランナーに選んでもらって大感謝です。真面目に一生懸命やりますよ。

 ◇三遊亭小遊三さんの略歴

 三遊亭 小遊三(さんゆうてい・こゆうざ)明治大在学中の68年に三遊亭遊三に入門。73年、小遊三に改名し二ツ目。83年真打ち。軽妙なアレンジを加えた古典落語を得意とする。同年から演芸番組「笑点」の大喜利メンバーを務め、駄じゃれや下ネタ、林家たい平さんとの地元ネタバトルなどで人気を博している。落語芸術協会副会長を経て現在参事。73歳。山梨県大月市出身。

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