「ライオン・キング」を見てきました

デイズ二―が宣伝していた映画「ライオン・キング」
ライオンの子供がかわいらしいのと、アフリカの大地を大きなスクリーンで見たかったので、日曜日に見てきました。



「ライオン・キング」はデイズ二―で一番成功したアニメとか、劇団四季の劇で有名なんですが、私は見たことがなく、ストーリーも全く知りません。

まずはアフリカの大地の映像がいい。
キリマンジャロが最初に出ていたのは、日本が舞台のハリウッドの映画となると必ず「フジヤマ」が出てくるのと一緒でしょう。
体力と健康があるうちに、アフリカのこの景色を見たいものです。
ちなみに私の父は私のこの年のとき、キリマンジャロに上って血圧が上がったのか脳出血になり、その後体力が回復せず、６０歳で逝ってしまった因縁の場所でもあります。
私がアフリカに行ったら、オヤジと同じ目にあったりして。

動物たちはCGですが、とてもリアル。
すごい技術です。

ストーリーは父の王様のライオンが邪悪な弟ライオンに暗殺、王位を奪われ、主人公の子ライオンは追放されます。
が、やがて成人になって、その叔父ライオンを倒して王になるという単純なストーリー。
こういう王子に生まれながら、邪悪な身内に追放され、やがて王位を奪回するという話はギリシア神話のペルセウス、古代ローマ初代の王・ロムルス（ローマはロムルスの国の意味）と同じで、ヨーロッパのお約束のお話なのでしょうか。

ただ、ペルセウスはメデューサや化け物クジラ、ロムルスは多くの周辺の敵と戦いながら成長するのに対して、この主役の子ライオンは楽園のようなところで穏やかに暮らしていて、強くなれないんじゃ・・・

まあ、単純なめだたし話でしたが、気楽に見れるのと、アフリカの景色やCGを見るだけでも価値がありました。

あとハイエナってああいう顔をしてるって初めて知りました。
江口洋介が悪役の声をやっていたのもちょっと意外。

なんだかんだ言ってもデイズ二―は「いいもの」を作るなあ。
日本だと漫画やアニメを実写化すると、「るろうに剣心」みたいに当たったにもあるけど、「シテイ・ハンター」とか「宇宙戦艦ヤマト」「ジョジョ」など外すことが多いのに。