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2020年03月29日23:03

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増水気味の大和川

月に一度の大和川下流部の水鳥調査に行った。今朝までの雨で、けっこう水量が多い。中州がほとんど水没して、茶色い水が、それなりの速さで流れている。こういう日には調査しない方がいいんだろうけど、水量に合わせて日程を調整できないので、とにかく調査できる日に調査する。でもまあ、そのおかげで、増水した日に鳥がどうしてるかを見る事ができる。
河川が増水したら、近所のため池にでも避難すればいいようなものなのだけど、“中州がほとんど水没”程度の増水では、河川から避難はしないらしく、いつもと比べて、サギ類やカモ類はとくに少ない感じでもなかった。増水がどこまでいけば、避難を始めるのかは少し気になるところ。
でも、普段休憩につかってる中州がないので、サギ類はみんな岸の水際にいる。いつもと分布が少しずれるので、変な感じ。面白いのはカモ類で、なぜか浮かんでいる個体が多い。岸にいるよりは、浮かんでた方が安全とかあるんだろうか。多くは、あまり流れのない場所に浮かんでいたが、流れの真ん中に浮かび、流されては上流に飛んで戻るというのを繰り替えずヒドリガモたちもいた。昆虫採集では、増水時に流された虫を狙う増水採集というのがあるが、そういったことをしているのだろうか?
カモメ類は、さすがに中州がないといない。と思ったら、河口にユリカモメの群れが約1400羽。でも大型カモメはぜんぜんいなかった。増水に応じた休憩場所の変更の判断は、種によってかなり違う感じ。
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