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2020年01月19日21:43

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カモを追うもの、魚の食べ方、海辺の羽根拾い

今日は三大話。博物館友の会の月例ハイクという名ののんびりした行事で、甲子園浜に行ってぼんやりする企画を立てた。ビーチコーミングとバードウォッチングの2本立て。羽根拾い少年達には、まさにピッタリの企画だなぁ。ただ、他の参加者を見渡すと、ビーチコーミング目当ての小さい子ども連れと、バードウォッチング期待のアダルト層。と二極化した感が否めない。で、バードウォッチング担当としては、のんびりビーチコーミングする暇はなく、ひたすら鳥を見つけて解説する一日だった。鳥の観察の行事より忙しかったかも。

水面に浮いてる鳥が思ったより、下見より少ないのが印象的だった。その少ない鳥をいろんなものが追い払ってくれる。ウィンドサーフィン、SUP(スタンド・アップ・パドル・ボート)、ヨット、漁船。傾向が違うのが面白い。
ウィンドサーフィンとSUPは、人が近付いてくるのと一緒なので、みんな逃げる。でもSUPは背が低いからか、接近速度が遅いせいか、飛ばすのではなく、鳥が泳いで避けてる感じ。
一方、ヨットは、背が高く大きくて、接近速度も速いからか。鳥が全部飛んでしまう。1000羽以上のホシハジロの群れが、一斉に飛ぶのはけっこう壮観。ところが、同じくらいの大きさと速さなのに、漁船の場合は、近くの鳥がちょっと飛んで、進路をあける感じ。高さがないからか、見慣れているからか。

セグロカモメとミサゴが、同じような大きさの魚を食べていたのだけど、その食べ方の違いが面白い。ミサゴは足で押さえて食べるんだけど、セグロカモメは足で押さえない。ミサゴは、4羽ほどが魚を捕りまくっていた。そして、鋭い嘴を使って、岩の上で、ピチピチの魚を食べていた。一方、セグロカモメは、死んだチヌ(?)を見つけて食べてるんだけど、嘴の先で、小さな肉片をチマチマ食べてるように見える。あれではイライラしそう。

どこに行っても、羽根拾い少年たちは鳥の羽根を拾う。海岸では、おのずとカモの羽根が多い。カワウ、ドバト、アオバト、セグロカモメ以外はカモの羽根ばかり…。とても困る。
あまり個体数はいないのに、けっこうハシビロガモの羽根が拾われていた様子。
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