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2019年10月22日17:59

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三重県のスクミリンゴガイ

今年で、外来生物調査プロジェクトが終了する。その最後の年になって、スクミリンゴガイの分布調査にはまった。日本全国を回るのは無理でも、近畿地方の様子は把握したい。日帰り圏は制覇したい。で、名古屋方面と奈良盆地の情報はあるけど、その間が空白地帯。見つからなかったのではなく、調査が抜けている。これは気持ち悪い。というわけで、先の10月17日に、名張市や伊賀上野市の調査ツアーを決行した。スクミリンゴガイは全然見つからなかった。どうやら東海地方と近畿地方の間で、スクミリンゴガイの分布は分断されているらしい。それじゃあいったいどこで途切れているのかなぁ。と、伊勢湾岸に目をやると、名古屋市には分布している。松阪市でも記録されている。でも、その間は、そもそも調査がなされていない。どうせなら伊勢湾岸の分布もおさえたいなぁ。
という訳で、ツアーを決行することにした。名張〜伊賀ツアーと同じで、時刻表片手に、グーグルマップで駅の周辺の水田の存在を確認しつつ、どの電車に乗って、どの駅で降りるかを計画する。まるで、鉄道マニアちゃんである。さしずめタニシ鉄。
ジャンボタニシを列車でGO!でポイントになるのは、駅のどのくらい近くに水田があるか。路線によっては、駅によっては、30分に1本しか便がないので、それに乗らねば。あっさり見つかれば、スムーズに行くけど、いないという結果を出すには、最低30分は探さねば、というのがレギュレーション。
結果としては、伊勢湾西岸にはあまりスクミリンゴガイは多くない。近鉄名古屋線沿線を津市から四日市市まで、10ヶ所をチェックしたところ、3ヶ所でしか見付けられらず。津市と四日市市に、まばらに分布してる印象。鈴鹿市では見つけられなかった。帰りに強引に亀山市を1ヶ所チェックしたけど、見つからず。亀山駅から奈良駅経由の帰り道が、やたらと遠かった。
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