mixiユーザー(id:302056)

2015年05月07日17:04

275 view

15年かしわ記念回顧〜老いてますます盛ん〜

★かしわ記念予想結果★
◎クリソライト…………4着
○サンビスタ……………5着
▲ベストウォーリア……2着

 前日のかきつばた記念がガチガチの結果だっただけに、翌日も強気にはなれず、人気3頭で勝負しましたが、勝ったのは5人気の9歳馬ワンダーアキュート、2着には1人気のベストウォーリアが入るも、3着に南関2冠馬ハッピースプリントと波乱の結果となりました。人気のクリソライト、サンビスタはそれぞれ離れた4,5着まで。もう一頭の中央馬セイクリムズンは見せ場なく7着、JpnIII勝ちのあるセイントメモリーは果敢に逃げるも3角で一杯になり8着に沈みました。

 ワンダーアキュートは中団待機から、徐々にポジションを押し上げて4角3番手。先に抜け出したベストウォーリア、4角で膨らんだハッピースプリントの間隙を突いて伸び、ゴールではベストウォーリアを1馬身突き放しての完勝。9歳馬初の平地JpnI勝利を挙げました。これでJpnI3勝目。一昨年の日本テレビ盃を最後に、11戦連続でのGI/JpnI出走。前々走の東京大賞典こそ大敗しましたが、それ以外は着差的には大して負けておらず、フェブラリーSでも1,2人気馬との着差ほとんどない。9歳という年齢と、近走がやや衰えを感じる内容に見えたのですが、終わってみればJpnI2勝しているのはアキュートのみでしたし、そもそも闘ってきた相手が違った。タルマエやリッキーもいない面子では、格が違ったか。和田騎手も勝利インタビューでは少し涙ぐむというか、感動していたように見えました。3年前のJBCクラシック(ワンダーアキュート)以来のJpnI勝利ですしね。アキュート悲願の中央GI制覇、和田騎手も世紀末覇王以来の中央GI制覇がなるでしょうか。まだまだ人馬ともに見限れないですね。

  ベストウォーリアは狙い済ましての参戦だったと思いますし、乗り代わった福永騎手もいつも通りソツのない騎乗だったとは思います。結果は力負けでしょうか。南部盃を勝ったとは言え、OP特別並みの面子でしたし、1600もギリギリなのかも。そもそも2000とはいえ昨秋のJBCクラシック、チャンピオンズCではワンダーアキュートに先着されているわけで、人気は3頭に集まりましたが、掲示板に載った5頭は大して力差はなかったんだと思います。まったくの結果論なのですが。ベストウォーリアは南部盃連覇が目標でしょうか。JBCも使うでしょうが、クラシックよりはスプリントのほうで見てみたいところです。

 ハッピースプリントは勢いよく直線に入り、勢いあまってかなり外へと膨らんでしまいました。あれ、すんなり回れたら2着争い厳しかったんじゃないのかな?1馬身ぐらいロスしていたのでは……?フェブラリーSはともかく、大賞典、川崎記念と4着とはいえ、大きく突き放された内容が釈然としなかったのですが、今回は直線でいったんは先頭に踊り出る場面もあって、まだまだこれから期待の持てる内容でした。道営時代の主戦・宮崎騎手にスイッチしたのも良い方向へ出たようですし、あとは2000は微妙に長いのかもしれませんね。1600中心に使われるのを見たいです。以前、ミツオーやフリオーソにはなれなくても、ナイキアディライトにはなれるはずと書きましたが、やはりそれぐらいの力はありそうです。JpnIでも期待したいですが、まずはJpnIIを勝ってほしい。

 クリソライトはさすがに2400から1600へ800mもの短縮は堪えたのか、追走に手間取っているように見えました。ユタカも揉まれないような競馬をしていたと思いますが、距離が合わなかったとしか思えない。次は帝王賞でしょうが、故障したリッキーはともかく、タルマエは帝王賞に出てくるようですし、昨年の勝ち馬であるアキュートも復活の狼煙をあげており、ラクな戦いにはなりそうもない。サンビスタは大崩はないだろうと思っていたのですが、見せ場なかったですね。伸びずバテずなだれ込んだだけ。牡馬のGI馬相手に好走しても勝ちきるだけの力はなかったのか。それと1600よりは1800以上のほうがいいのかもしれませんね。

 

0 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する