０９年オールカマー／神戸新聞杯回顧

　さきほど、ドラッグストアに温湿布を買いに行って、TSUTAYAでCDを借りてきましたが、その帰りにもみじマーク付のミラが、リアハッチ（後部跳ね上げ式ドア）を開けたまま走っていました。気が付いてない……わけないよね。路肩に停めてさっさと閉じるべきでしょう。もみじマーク車は怖いですね。わかばマークが取れて数ヶ月の俺が言うのもなんですが。

　★予想結果★
　◎ドリームジャーニー……２着
　○シンゲン………………３着
　▲トウショウシロッコ ……４着
　△ダイワワイルドボア…11着

　３番人気のマツリダゴッホが果敢にハナを奪うと、直線でも脚色衰えず、猛追する人気のドリームジャーニー、シンゲンを尻目に押し切りました。これでオールカマー３連覇の偉業達成。平地芝重賞３連覇はセカイオー（鳴尾記念）、タップダンスシチー（金鯱賞）、エリモハリアー（函館記念）に続いて４頭目です。マツリダゴッホは衰えつつあるのは間違いないと思いますが、今回はノリの好騎乗が光ったと思います。いつものようにマクっていたら、札幌記念のように止まってたと思います。天皇賞やＪＣでは絶対来ないと思いますが、有馬記念での取捨は難しい。去年は来ませんでしたが、ひょっこり２，３着に食い込みそうな気もします。

　ドリームジャーニーとシンゲンはともに道中では中団待機から、直線で並んで追いかけてきましたが、マツリダゴッホが止まりませんでした。やはり中山は前が有利ですね。２，３着まで押しあげたの地力だろうと思います。どちらも次は天皇賞でしょうが、ドリームジャーニーにはあまり向かないような……？天皇賞・春でも３着に来ているので、今ならば侮れないかもしれませんが。シンゲンは逆に府中のほうが合っているでしょうから、今回の１，２着とは着順がひっくり返っても不思議じゃないと思います。現時点では天皇賞・秋はウオッカとシンゲンの２頭軸３連複でいいかなーと考えています。

　トウショウシロッコはやはり中山では走りが違います。重賞も勝っていませんし、ＧＩでどうこう言う馬ではないですが、来年の中山金杯、ＡＪＣＣあたりでまた上位に来ると思います。エイシンデピュティは太かったですし、ブランクが長すぎました。長期休養明けでもカネヒキリやキャプテントゥーレは競馬になっていましたが、エイシンはもう何走か叩かないと厳しいかと思います。マイネルチャールズは屈腱炎で本来の能力が無くなってしまったのかもしれません。もう重賞では難しいと思います。ハイアーゲームやグラスボンバーにも先着を許しているようではなあ……。

　★予想結果★
　◎セイウンワンダー……３着
　○アンライバルド………４着
　▲アントニオバローズ…11着
　△トライアンフマーチ …10着

　２番人気のリーチザクラウンがいつものようにハナを奪い、直線半ばまで粘っていましたが、７番人気のイコピコが唯一上がり33秒台の脚を繰り出し、レコードで完勝。２着には粘ったリーチザクラウン、３着にセイウンワンダー、４着に１番人気の皐月賞馬・アンライバルド。イコピコは既に３勝していましたし、ラジオNIKKEI賞でも差のない競馬をしていたので、気にはなっていたんですが、人気の盲点になっていた感じですね。それにしてもマンハッタンカフェ産駒はよく走りますね。阪神でこれだけキレるなら、本番でも父のような脚を繰り出せるかもしれません。

　リーチザクラウンは急坂は向かないような気がしたのですが、そうでもなかったようです。コースの得手、不得手はなさそう。馬体が急減していましたが、これくらいの体重でも勝っていますし、父スペシャルウィークも馬体重の伸びがない馬だったので、これでいいのかもしれません。菊花賞で勝ちきれるかは分かりませんが、春時点で菊が一番向くと思っていたので、菊はリーチを軸に流します。ただ、１番人気になるとちょっと不安かも。２，３番人気になってほしい。

　セイウンワンダーは好位追走から伸びてきましたが、イコピコとはキレ味がまるで違いました。上がりが１秒も違います。今後も重賞を勝てる馬だと思いますが、同父のサクラメガワンダーのような馬になるような気がします。アンライバルドはやはり父や兄や甥のような馬なんでしょうね。成長力に乏しい感じ。父も兄も菊では３着に来ているので、来ても３着かな。連までは来れないと思います。人気にもなるでしょうから、本番では軽視。例年、セントライト記念組はその後の活躍がぱっとしませんが、今年のナカヤマフェスタはちょっと違うかもしれません。