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2019年08月23日19:40

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【NEWS】なんのための保険医療か?

保険医療はただ医療費を安くするための制度じゃない。

医師や薬剤師が居る事で
薬がきちんと効いているか、
副作用無く安全に使用できているかのフォローもしている。

長年同じ薬を服用していて、
慣れている患者さんにとっては
医師の診察や薬剤師の服薬指導が面倒くさい事もあるだろうけど

そうでない患者さんに
「医師の診察を受けずに自分で薬局で買ってね」?

ロキソニンのような第一類医薬品であれば
まだ販売時に薬剤師が必ずフォローできるが
それも複数の薬局を梯子して買い集められたりしたら
個々の薬局では過量投与や依存状態をフォローしきれない状態なのに

アレグラやアレジオンは第2類医薬品
多くの薬局やドラッグストアでお客さんが直接棚から手に取ってレジに持って行ける。

花粉症の様な症状を新たに発症したばかりだったり、
まだどの薬が合うか定まって無いような状態の患者さんに

「病院に行って医者に診てもらうより、薬局で買った方が安いよ」

って言うのかな?

薬を買ってみて順調に効けばいいけれど、
効果が不十分だったり、副作用が出たりしたとき
どうしたら良いかのフォローは?

それをスムーズに行えるのも保険医療なんだけれど…

第2世代抗ヒスタミン薬は
第1世代抗ヒスタミン薬に比べて眠気等の副作用が少ないと言われているけど
絶対安全な薬でも無い。
小児やてんかんの基礎疾患があるような人だとけいれんを起こしやすくなったりもする。
(抗ヒスタミン薬全般)

「たかが鼻水の薬」だと侮らないでほしい。


国民の誰もが全国どこでも一定水準の医療を安価に受けられる
国民皆保険制度の根幹にかかわる問題。
保険適応除外には賛成できない。




「花粉症の薬を保険適用外に」 健保連が気になる提言 市販薬への移行で最大600億円の医療費削減
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5759608
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