昔はありましたよ

くら寿司で年2回の10連休取得が可能に　店長が休みやすくなる工夫とは
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=5988461

昔のダイエーには年次有給休暇以外に、20日間の有給休暇を取得する仕組みがありましたよ。
この休暇は、年2回または3回に分けて取得することと、1回の休みが6連休以上とするという取り決めでした。
完全消化するために、年度開始までに取得予定日を会社に登録しなければなりませんでした。
取得予定日に突発的なトラブルが発生して取得出来なくなる場合は必ず代替日を決めなくてはなりませんでした。
特に現場管理職の場合は、自分が休んでも業務が継続的に出来るために普段から代行要員を決めて業務情報を共有しなければなりません。
会社としては、上司が休暇を取ることも社内教育の一環と捉えていました。
上司が休んで、その代行を行うことで管理職予備軍にもその業務を習得してもらう機会だとしていました。
休暇内容は自由なのですが、現場の管理職たちは遊びのために休むことに後ろめたさを感じていたのか、短期間の研修やセミナーに参加して自己研鑽に使う人が多かったですね。
海外へ出る人も「外国の同業を視察する」なんて理由を付けていましたね。

取得状況は労働組合に報告され、取得状況が悪ければ会社側がペナルティーを受けるので、かなり強引に取得させられていました。
私は、3回に分けて、8月頃、10月頃、1月頃に取得して、その都度旅行に出掛けていました。
阪神淡路大震災の後辞めてしまったので今がどうなっているのかはわかりません。