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2019年10月22日16:09

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上流階級の生活

いちばん幸せになれる「時給」はいくら?
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=77&from=diary&id=5835161

給料に何を求めるか、ということで時給に対する考え方が変わってきます。
「生活を支えるため」「生活の足しにするため」「小遣い稼ぎ」などの目的で異なります。
年収500万円の人は時間給で考えるといくらになのでしょうか。
年間の休日が完全週休二日ならば、104日になります。
これに日本の祝日16日を加えれば120日が年間休日数です。
365日から年間休日数を引くと245日が労働日数となります。
一日8時間労働とすれば、年間労働時間数は1,960時間です。
これで年収500万円を割れば、時間単価は「2,551円」です。

最近話題になる「最低賃金」。
東京でようやく千円を超えたのですが、時間給千円での年収はいくらになるのでしょうか。
年間労働時間数に千円掛ければ良いのですから「196万円」ということになります。
「時間給千円なんてとんでもない」と言われながらこの給料で正規労働者と同じ時間働いても年収で200万円に届きません。
これは、週休二日で一日8時間みっちり働いてもらえる額ですから、自由時間の余裕はそれほどありません。
また、年収196万円を月給に換算すると、16万3千円です。
正社員でこの月給を下回れば時間給換算で千円に達しないということになりますね(賞与によって補われる部分はあるでしょうが)。

1200万円の年収を週33時間の労働で得るためには時間給7千円が必要との計算ですが、一日8時間週40時間で計算し直せば、6,122円になります。
現実問題として正社員で年収1200万円を超える層は、ほぼ時間管理されない役職に就いていると思われます(その分時間管理の社員よりも労働拘束時間は長くなり時間給換算では低くなることもあります)。
もちろん、給与収入が800万円、賞与収入が400万円という内訳が一般的ではないでしょうか。

私たちが夢見るのは年収300万円、400万円の生活レベルで収入だけが1200万円に増えることでしょう。
そうなれば支出を3倍、4倍に増やせるからラッキーと思ってしまうのです。
しかし、1200万円クラスなるとその収入を得続けるための人間関係や自身のスキルへの投資が不可欠になってくるのです。
人間関係については、さらに高額収入のエグゼブティブクラスとのつき合いが必要になってきます。
会合でも街の公民館や大衆居酒屋というわけにもいきません。
一流ホテルということになれば、中古の軽自動車でというわけにもいきませんし、3着5万円のスーツというわけにもいきません。
また、収入を維持するための知識や技能を常に最新にするための投資も必要になります。
結局生活レベルは上がり、それに伴い支出も膨らんで、考えていたほどの余裕は出ない可能性が高いです。
本当の大金持ちは、自分の収入を「単位」で考えず、支出する場合も単にそれが自分にとって「必要である」か「必要でないか」の選択肢でしか考えない人たちです。
そこまで行けば、収入や支出に左右されずに自分の生き方を通すことが出来るので余裕のある人生になります。
その意味では「時間給」で常に自身の収入をしっかりと見極めながら上流階級の最底辺として生活して行く層が一番大変かもしれません。
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