名古屋は名古屋

■愛知県人の屈辱「名古屋飛ばし」　その悲しい歴史を振り返る
(Jタウンネット - 03月24日 17:20)
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名古屋問題は、周辺都市ということもあるでしょうね。
東京は、首都圏という大規模な人口地帯を抱えています。
関西も、京阪神で分布している人口を集めてくることが出来ます。
これに対して、名古屋は名古屋一点に集中していることが集客力に影響すると考えられてしまうのかもしれません。
しかも、名古屋から東京や関西に行きやすい環境にあるため、あえて名古屋で行わなくても、と思われてしまうのでしょうね。
福岡も同じような感じですが、関西からも一定の距離があるため、興行的にも関西まで来て下さいと言いづらいところがあります。
そこが名古屋との違いでしょうね。

また、名古屋は歴史的に何度も日本の中心になる機会があったのに、それをしようとしなかったところがあります。
古くは4世紀後半から5世紀の日本武尊の時代にも名古屋周辺には有力な豪族がいて、日本武尊の東征を支援しています。
戦国時代には、この地域から織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という後に覇権を握る武将を輩出しています。
彼らがこの地に都を築こうと思えば出来た可能性があったはずです。
さらに明治維新において、尾張徳川は新政府軍についたのですから、旧勢力の中心であった江戸ではなく、名古屋を新首都に定めてもおかしくなかったはずです。
確かに濃尾平野には木曽川、揖斐川、長良川の三大河川が流れており、災害に弱いというイメージはありますけどね。
まあ、日本の中心になれなかった、というよりもあえてならないことを選んだのが名古屋なのではなかったのかな、と勝手に思っています。
だから、そういう意味で「名古屋飛ばし」ではなく、「名古屋は名古屋」という達観があるではないでしょうか。
すべて、勝手な「私見」ですけどね（笑）

私はそんな名古屋が好きなので、今週末遊びに行きます。