SAW3

1,2よりも愛憎劇を色濃くしたヒューマン
ドラマであった。

ストーリーは、交通事故で息子を失った
ジェフが、事故に関わった彼が憎むべき
相手に復讐をするチャンスを与えられる
ゲームが展開される。

冒頭、いきなりジグソウ的なゲームで
2名死亡。


最後の犠牲者(トロイ)

一人目は体中につながれた鎖を断ち
切らないと爆弾で死ぬゲーム。

トロイは頑張って何か所もの鎖を
引きちぎったけど制限時間間に合わず
終了。

しかも、鎖を引きちぎれたとしても扉が
溶接されていちゃ脱出不可能。

冒頭2人目の被験者(ケリー)

一緒にジグソウを追ってきたマシューズ
の同僚刑事だがゲームにかけられて
しまう。

酸の中にあるカギを取り出して開錠
しないと腹が引きちぎられるゲーム。

せっかく酸の中のカギをとって開錠
したのに、拘束具があばらに食い込んで
いて外せず死亡。

※ビーカーに入っている酸をこぼして
　しまえばよかったのではとの疑問が
　残る…。

ジグソウの仕事を引き継いだアマンダ。

ゲームに勝った相手を生かさずいずれ
も詰んでいる。

その後拉致された医者のリン。

ジグソウの元へ連れてこられ、末期がん
の彼をとあるゲームが終わるまで生かして
おくゲームを強いられる。

脳圧を下げるべく、緊急オペを開始し
なんとか成功。ジグソウの命を何とか
持ちこたえさせる。

その傍ら、もう一つのとあるゲームは、
3年前に自分の息子をひき殺された
関係者を赦せるか？のゲーム。被験者は
ジェフ。

関係者は3人いて、
1人目…目撃者の女
2人目…犯人を軽い刑にした判事
3人目…息子を飲酒運転でひき殺した犯人

1人目は目撃したのに黙って何もしなかった
ことを謝罪した後、ジェフは助けようと
するが何をするにももっさり遅い。

つるされている女を助けるため、
パイプの後ろのカギを取ってる間に
女は凍って死んでしまった。

2人目は食肉工場で処理した豚の体液を
溜める穴の底に固定された判事を何とか
救いだし成功。

3人目は歯車の仕掛けがある装置に両手
両足と首が固定されている。それぞれ
順番に可動域を超えて捻じ曲げられていく。

解除するカギはショットガンの引き金
と連動していて、カギを取り出した
途端に撃たれ、流れ弾が先ほどの判事に
命中して死亡。ひき殺した犯人も間に
合わず首が180度回転して死亡。


※回転する歯車に持っていた金属の棒を
　噛ませれば停められたのでは？と思う…。

3人のチェックポイントを抜けたジェフは
ジグソウやアマンダのいる場所へたどり
着くが、そこで別のゲームに参加させ
られていたリンと出会う。実はリンは
ジェフの妻であった。

ジェフのゲームが終わるまでジグソウを
生かしておくという約束を守ったリン。

解放してくれと頼むが、リンを最初から
気に入ってないアマンダが彼女を撃って
しまう。

逆にジェフに撃たれてしまいアマンダ
死亡。

実は、アマンダがゲームの勝者を赦さず、
自らの手で人を殺していることが、師匠
のジグソウにとっては気に入らなかった
らしい。

そこで、今後ゲーム主催者としてふさわ
しいかどうか、ゲームの被験者の一人と
していたのでした。リンを殺さず解放
するかどうかを見ていたらしい。思い
どおりにはならかなったけど。


でもラストまでまだ話が終わっていない。

ジェフの最後のゲームは、こんな目に
遭わせたジグソウを赦せるか？を試す
ゲームでした。

結果は、口では｢赦す｣というのだけど
思いっきりジグソウ殺しちゃってます。

ジグソウの心拍数がゼロになった途端
リンの首につけてる装置が発動し、
爆破。リンの首が吹っ飛んで死亡。


でも、ジグソウは全部読んでいたらしく
ジェフの娘を人質に取り、彼女が
閉じ込められている部屋の空気がなく
なるゲームが発動したところで終了。

アマンダの人物描写をするうためか、
冒頭から、彼女が仕掛けたゲームの
エピソードが2本。そして今回はジェフ
の人情ものエピソードもあったため、
本編113分。ここまでの3作で一番長い
作品であった。

4作目まで借りてあるので、明日に
でもみます。