盗聴器

盗聴日テレの深夜番組それって実際
どうなの課とかいう番組で、都内の
盗聴器ハザードマップとか称して
盗聴器が設置されている状況を区ごとに
まとめています。

その番組を見るとかなりの数で仕掛け
られている模様。先月の葛飾区は
すごかった。

それが趣味的なものなのか、もっと
意図的なものかは知りませんが。

番組で紹介されていますが、大抵発見
される盗聴器は設置しやすく電源供給
の心配がないテーブルタップやコンセ
ント形式のものが使われています。

気が付かなければ機器が壊れるまで
半永久的に使用(盗聴)が可能なので
困ったものです。

簡単な見分け方としては、タップや
コンセントにA,B,Cなどの小さな
シールが貼ってあるとのこと。これは
盗聴時の周波数の種類っていうかバンド
を表してます。剥がしてしまえばもう
分解するか発見器がないと見破れない
と思います。

それ以外にも、自分で電源を持つ
発信機タイプのものもありますが、
それは特殊なのであまり見かけない
でしょうね。

しかし、去年新たな商品が登場。

それがHDMIケーブル型発信機という
もの。

これもBDレコーダーやテレビにつなげば
通常は接続機器からバスパワーで電源が
供給されますから、お手軽に盗聴の
ツールとなります。

まだ知名度も低いですし、TVなどの配線
は一度接続すればほぼ動かすことはあり
ません。

さらに、お値段も2万円弱と新製品に
してはお値打ちらしい(電源タップ型は
発信機と受信機で5-7万円とか言って
ました)ので、今後増えるかもしれませ
んね。

私もあちこち転勤で引っ越していますが
いまのところ電源タップ型の盗聴器の
ターゲットになったことはありません。

もしかしたら壁に埋め込まれたコンセ
ントがあったかもしれませんが、私の
ような何の取り柄もないサラリーマン
一人暮らしの盗聴したってメリットが
ないですからね。

私は盗聴器を勧めているわけでは
ありませんよ。

ちなみに盗聴器を仕掛けても、仕掛けた
盗聴器で盗聴しても日本では犯罪になり
ません。

盗聴器自体が悪者ではなく、防犯やパワ
ハラ、児童・ペット虐待の証拠をつかむ
ためとか、行動に障害のある家族用に
盗聴器を仕掛けている、などまっとうな
使い方をしている人も当然ながらいます。