レトロゲーセン巡り＃２(ウェアハウス川崎)

連載2回目にして「レトロ」ではない
番外編をお送りします。

川崎駅の近くに、川崎の九龍城と呼ば
れるスポットがあるよ、とのことで
ようやく行って来れました。

場所は川崎東口を出て南へ5-6分の
ところ。京急の線路沿いをどんどん
進むと、目の前に一見でなんかおかしい
と思える建物が見えてきます。それが
ウェアハウス川崎です。歩道橋の向こう
に見えるのがそう。

ビルの外観が一面サビたような色になってます。

建物の入口まで来ました。

とてもゲーセンとは思えない。

知らなかったら前に立ち止まることも
はばかられます。

お隣は駐車場の入口

時代の流れからか、EV用充電スポットも
ありましたよ(笑)

さて、入りますか。

でも、どうやって開くのか分かり
ません。

近づいたら自動的に開きました。

さらに中にはまたしても2つめの
赤い扉が。

こちらも手前に立つとセンサーで
プシューっと音を立てて開きました。

プシューなんて、サンシャイン池崎
の擬音でしか最近聞かないですよ。


赤い扉を入ると中は薄暗い通路が
続きます。


1F左手すぐに隣の部屋があるのに
気づき、中を覗いてみます。


んっ？


下着が干してあったり、どうやら
ここは娼婦の部屋のようです。


元に戻って通路を直進。
すぐ右手の壁。

比華莉花店(HIKARIGARDEN)と書かれて
いる。

館内では何かをトントン切るような
音が流されてます。飲食店で包丁を
振るう音をイメージしてるのかな？

1Fの奥突き当りはエレベータホール。
右てにネオンが。


1F奥左手はエスカレータ。

エスカレータ横のネオン。なお、
右は建物出口

エスカレータ背面には通路があり、
その奥にはこんな緑色の池が。


2Fへ昇ります。

2Fエスカレータ上がったところの様子。

2Fはレトロゲームフロアなのですが、
割と左手の壁際が九龍城のセット
イメージになっていて、右手は普通に
ゲーム機が並んでいます。

エレベータ上がるとすぐに見えてくる
中田魚果？魚屋でしょうか。


2Fにある肉屋。丸鶏のてりやきみたい
のが売られている。


肉屋から上階を見上げた様子。

まだ上階にもセットが続いています。

ちょっとゲームコーナーも見てみ
ますか。

2Fのダンスゲームエリア

この子、めちゃくちゃ足さばきが
早かった。

その他、4人でやるパックマン筐体、
超どデカいジョイスティックとボタンが
ついたテトリスなんかもありました。

2Fのトイレ。リアルに汚くなって
ます。これも九龍城のイメージ？？

ちなみにその他のフロアーの男性トイレ
と全部の女子トイレは普通にきれいな
ようです。

壁にはこんな貼り紙があちこちに。

淋病、梅毒？

そろそろ3Fにあがります。

3Fは2Fから吹き抜けになっていて、
2Fと3Fの風景が見渡せます。

3Fから見た2Fの様子。肉屋の2Fが見える


3Fのセットは背面には近づけない
ようになっており、背面には一応渡れる
ような通路がかけられているのですが、
立ち入り禁止になっていました。


3Fから見た向こう岸の家というか
バラック小屋。

洗濯ものとか干してある。


4Fに上がります。

今までのこ汚いイメージとは全然違い、
4Fはイタリアローマ風？ベネチア風彫刻？


4Fはダーツ、ビリヤード、卓球のフロア

ビリヤード台のラシャが赤でした。

かっこいい。

5Fはネットカフェなので、上がりません
でした。

一通りフロアーを見てみましたが、
よくぞここまで作ったなというのと
作ったものを維持してるなぁと本当に
感心しました。

私はアミューズメント施設のコンセプト
として大いに歓迎できますよ。アミュー
ズメントだからこそ、こうした演出や
遊びが必要だと思います。

それにしても、ここで働く店員さんは
本当に普通に働いていましたが、しばらく
するとこの異様な空間にもなれるの
でしょうか？


そういえば館内はお香か何かを焚いて
いて、なんだか異国の香りがしました
よ。