あっ、あとティッシュ!(><;)
本格的な梅雨に入る前に日本刀のお手入れを。
保管場所が良いところなら(今の油を使えば)一年に一度でも大丈夫らしい。
ウチは湿気も暑さ寒さも普通にあるので半年以上は手入れを空けないようにしている。
1.無水エタノールで古い油を落とし(以前は打ち粉をぽんぽんして拭う)、
2.ヤマハのバルブオイルを薄く塗る(以前は丁子油か椿油を薄く塗る)。
これで終わりだから簡単なんだけど。(^_^;)
では始めますか。
親父の注文打の刀の保管方法
この打刀だけ白鞘がある。
本来は時代拵えの柄や鍔を外してすべて白鞘入れて保存......が基本。
でもこの刀は非常に重いのでこのように鞘だけ白鞘で保管している。
手入れの時に持ちやすいしね。
漆塗りの(時代拵えの)鞘に入れっぱなしよりは保存状態は良いハズ。
刃文は「互の目まじりののたれ」
やっぱ綺麗な刃文やわ
造りは一般的な「鎬造り庵棟(しのぎづくり、いおりむね)」。
こちらは打刀は軽い♪
造りは「冠落し造り」。
普通は短刀や脇差、薙刀に使われる造り。
樋(軽くするための溝)も「角止め薙刀樋、添え樋あり」。
刃文は......丁子乱?小乱れ?
化粧研ぎではなく差し込み研ぎなんで刃文がよ〜く見えるのが好き。
オールスターキャスト
脇差と短刀は速攻で手入れが終わる。
さて、梅雨明けにもう一度軽く油を塗り変えれば初冬まで大丈夫かな。
☆写真はすべてEOS20D+SIGMA17-70mm/F2.8-4.5 DC MACROで撮影
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