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2019年04月21日17:09

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男の必修映画DVD/Blu-rayしりとり日記:「り」


男の必修映画…それは、眉をひそめる婦女子にも、人生経験の乏しいガキどもにも受け入れられないエロ・グロ・バイオレンス・アクションに彩られた作品たち。あるいは男たちの友情と仁義など、野郎にしか理解出来ないリリシズムとハードボイルドイズムが横溢する作品たちのことである。そんな映画に酔いしれながら、今宵もオールドクロウのグラスを傾けようではないか。作品は毎回シリトリで、俺mackが厳選チョイス。シリトリ継続が困難な場合は、懺悔としてクズな映画を飲み込んでやろーじゃないの!

というわけで、「り」ではじまる映画はこちら↓
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「リオ・ブラボー」!

どんな映画かといいますと

(mack的キャッチコピー)
…悪党の恨みを買った保安官、ガンマンたちに町を囲まれ大苦境。しかも味方はアル中、ジジイに子供だけ!

てな作品。

過去日記はこちら↓

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=997119192&owner_id=2940502


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1959年製作の「リオ・ブラボー」は、多分初めてテレビで見た西部劇。俺が子供の頃は、こんなクラシックでもゴールデンタイムの洋画劇場でやってたんだよね。
これが西部劇初体験ってのはつくづく幸せだったなぁと思いますね。単純なストーリーとカッコいいアクション、60年経過した今観ても抜群に面白いもんね。ジョン・ウェインの座長感は当然として、キャラが立った脇役たちも大いに魅力的です。特にディーン・マーチン扮する酔いどれデュードが最高。殺し屋が逃げ込んだ酒場に乗り込む際のセリフ「裏口は飽きた。正面から行く」には痺れましたよ。演出面では、タイトルクレジット後の五分、セリフが全くない冒頭の語り口の巧さにまず惹かれますね。ビールに垂れた血液で二階の敵に気付くクダリもいいし、酒場で延々と演奏される曲に込められたメッセージもニクいです。西部劇が苦手な方にも、これはオススメ。「ハロウィン」のジョン・カーペンターが生涯ベストに推す本作を見逃すな!

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