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2018年11月17日16:17

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土曜ギリギリ日記322:ア・ゴースト・ストーリー

ある一軒家。男が妻と暮らしている。引っ越し慣れしている妻は、家を離れることに抵抗がないようだが、男は家を手放す気になれなかった。家は歴史。愛する妻と共に生きた証なのだから。そんなある日、男は交通事故で死んでしまう。しかし現世に未練が残る男は、天に昇らずシーツ姿のゴーストとして居残ることに決めた…


「ア・ゴースト・ストーリー」。ケイシー・アフレックとルーニー・マーラの作品。てっきりルーニーちゃんがロクロを回すところにアフレックが幽霊になって現れて、バックハグしてアンチェインドメロディなんかが流れる映画かと想像しながら観たんですが

…全く違いました。

以下、ア・ネタバレ・ストーリー
あるいはア・寝かしつけ・ストーリー。

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うわー、すげー眠かった!


というのが第一の感想。カメラ固定の長回し、少ないセリフ、少ないアクション、暗めの画面。前半の睡眠導入効果たるや、半端ないですよ。何とか気合いで頑張りましたが…
中盤以降の、ゴーストものから時空流浪ものに変化してからちょっと楽しくなってきましたが、何せ地味すぎます。寝不足で観たら本当に危険ですよ。

しかし、退屈な映画とは言い切れない何かがあるんだよなぁ。いまいち感情を推し量れないシーツ君なんだけど、時折見せる激情が観客の胸に刺さるんだよね。ラストの成仏も巧くて綺麗だしね。
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