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2020年02月18日17:56

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二月大歌舞伎でイケメンを堪能

 歌舞伎座に二月大歌舞伎を見に行った。すごく暖かで暑いくらい。十三世片岡仁左衛門二十七回忌追善公演だ。今の仁左衛門の父上だが、私の見た頃は結構高齢で、粋な感じだが顎のしゃくれているのが欠点で、当時孝夫、といった当代に比べると何かなぁ、と思っていた。ところが今回パンフレットで若い頃の写真を見ると、今の仁左衛門とよく似て、結構美男子だわかった。大きな目とスッキリ高い鼻筋がそっくり。
 さて、お目当のハート達(複数ハート)、現世仁左衛門の出演する菅原伝授手習鑑は昼の部。良く見る車引きとか寺子屋ではなく「加茂堤」「筆法伝授」「道明寺」というちょっと馴染みのない演目。ここで、パンフレットを見ていてびっくり。ものすごく甘い顔立ちの美青年がいるではないか。仁左衛門の孫の千之助さん。吉沢亮も裸足で逃げ出すのではないかと思えるほどのびせいねん揺れるハート。お姫様にお作りした時はまあね、というくらいだが、これからどんどん良くなるのでは。難点は、うちのダメ夫と本名が同じちっ(怒った顔)子供の頃は、大した顔ではないのにね。片岡幸太郎さんは「加茂堤」では八重「道明寺」では竜田の前の役。どちらもお上手でしたが←偉そうにいう私、特に八重はちょっと下世話な感じもある役なのですがいい感じ。勘九郎さんは、代々の血筋のせいか、ちょっと滑稽な役がお上手。やっこ宅内は、重苦しい場面の多い「道明寺」でもコミカルな演技で、かといって場面をぶち壊すようなものではなく、楽しませてくれた。いっときより随分痩せたのではないかと思うのだけれど。「いだてん」のせいで走り過ぎたから?坂東玉三郎さんの老け役は見るの初めて。顔が小さい。
 菅丞相役の仁左様、御簾が上がって顔が現れると、声なき感性が客席に広がる。セリフや動きの少ない役だが、花道を引き返してくるところを見るとすごい汗だった。

 お写真は片岡千之助さん。パンフレットから。あとは、今はまっている「村田なつか」さんの「しばいぬとおやつ」のメモ帳から
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