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mixiユーザー(id:2940172)

2019年11月23日08:59

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カラヴァッジョ展を見たよ

 風邪抜けないわ、仕事重なるわ、でありながら、ふんっ!とがんばってカラヴァッジョ展に出かけた。38歳で亡くなった彼は、逃亡生活などのせいもあって多作ではない。また、マタイ3部作のように、教会に掲げられたべらぼうにでかい絵などは持ってこれないだろうな。というのもあってか、同時代の作家の絵も交えて展示されていた。しかし、昨今の私の体力では、これらを全て見ることは難しい。それで、カラヴァッジョ作と思われる絵に限って鑑賞することにした。これは、彼の作だ!と思う絵に近づいてみると間違いなく彼の絵で、それだけ抜きん出た独特の絵だ。レンブラントなどは、細かいレースのとこなど近寄ってみると割と雑に←主観、絵の具が盛り上げてある感じだが、カラヴァッジョは、背景などもすごく丁寧に塗り込めてある。べた塗りみたいなのに、臨場感たるや凄い。絵に添えられた果物だとか水差しなどの現実感。「聖トマスの懐疑」では、蘇ったキリストを信じられない弟子のトマスが槍の傷に指を突っ込んでいるところを描いているがドラマの1シーンのようなリアリティだ。若い男の子の絵は、自分をモデルにしているのか、ものすごい三日月眉毛。ナルシストだったのかな?私が好きな「ロレートの聖母」では、かすかな後輪がなければその辺の農民の娘←実態はそうだけど、を伏し拝む貧しい農民の姿が描かれていて、きれいごとではない信仰の雰囲気が伝わる。成人を描いても、仰々しさがなく、本当はこんなひとだんだろな〜と思わせられる。なんらかの精神的問題を抱えていたとも思われるけれど、ぎゅっと絵がつまった人生だったんだろう。
写真は、仕事柄面白かった「歯を抜くひと」と三日月眉の少年。
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