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mixiユーザー(id:2938771)

日記一覧

 たまに筆者はサロンに来た新しい人の性癖について「まったく分からない。そんな性欲を持ったことがない」と、はっきり言っている。これを聞いていた常連の中には、そんな冷たいことを言うからサロンに人が来なくなるのだ、と、筆者に注意してくれたりするの

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 マニアたちのパレード、マニアたちのフェスティバル。筆者はそうしたものが嫌いなのだ。嫌う理由はかんたんだ。それは筆者が根暗だからなのだ。明るく楽しい場所には出て行きたくないのだ。皆で楽しく騒げるぐらいなら、ニコニコとしながら交流を楽しめるぐ

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 差別用語に厳しい編集者は二つのタイプに分けられる。一つは、差別そのものに強い抵抗があり、その正義感から差別用語を排除しようとしているタイプ。その考えは立派だと筆者は思う。しかし、その正義感が新しい差別を生むかもしれないことについては、後述

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 SМはいじめであると言う人がいるがそれは少しばかり違う。いじめとSМ行為は違うのだ。 さて、筆者は最近の日本人は全体的にいじめ体質になって来ていると感じている。しかも、ニコニコと少数の弱者をじめる体質なのだ。 どうしてそうなるのか。それは

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文章実験室課題小説
2018年06月26日16:21

 二日酔いで頭が少しクラクラとした。そんな状態でよくも起きることが出来たと思いながらインターフォンに出ると、よく分からない言葉の後「便」という言葉だけが頭に残ったので、これは宅配業者だろうとドアを開けた。再び何かの言葉が耳に入ったのだが、や

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 以前にも書いたが、こんなことがあった。 その昔、ある出版社で、女王様雑誌を作っていた。そのとき、雑誌編集長は、自分たちの雑誌は女性差別にならない、何しろ女性を崇拝する雑誌を作っているのだから、むしろ、女性団体には歓迎されるぐらいなのだ、と

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 SМは、雑誌とともにあったし、あるべきだったと筆者は考えている。しかし、その雑誌も、どこかの時代から、ただ、売れればいいというものになってしまった。マニアたちがこっそりと集い、こっそりと、その性癖を共有しあうという時代はいつの間にか終わっ

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 ホラー雑誌編集引退から三十年近くになる。マニア雑誌引退からも二十年近くになる。こうして思い出すと、ホラー雑誌編集時代には、それは怖いことの連続だったが、そのほとんどが、今は、たいした恐怖として記憶されていない。 マニア雑誌の編集では、ホラ

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 筆者は、しばしば、こんな誤魔化し方をする。たとえば、本当に書きたい話があったとき、それと分からないように書きたくもない話をいくつか書いて、その中に本当に書きたい話を入れる。あるいは、こんなことをする。実話を書きたいときに実話と分からないよ

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 生活臭のしない六本木。その街にあって、そのマンションは、何故か緑に囲まれていた。決して小さくはないマンションなのに、その部屋に向かうまでの間に人と擦れ違ったことが、ただの一度もなかった。六本木の喧騒とは無縁の静けさなのだ。 無機質な廊下に

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 たいした美人ではなかったが、彼女はとにかく男にモテた。いや、女にもモテていた。美人ではないのに笑うと可愛い。女の子たちに慕われてSМクラブのママになった。そして、何よりも、取材協力者である筆者たちとも気楽に寝てしまうと評判だった。筆者も期

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 怖い話が出来ることと、幽霊などを信じているということは別のことだ。筆者は怪談が得意であるし、実際、その話は、かなり屈強な人間でも怖いと言われる。しかし、幽霊などは基本的に信じていない。信じていないが、ただ、一つ。これは信じるしかないと言う

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 こんな仕事をしているために、性的には多くのことを経験している。しかし、そんな筆者も、さすがに男と二人きりでラブホテルに泊まったことは数回しかない。逆に言うと、数回はあるのだ。その内の一回が今回の話の主人公であるSМクラブのオーナーであった

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メスを持つ女、後記
2018年06月17日01:10

 作品とは、作家の手を離れた瞬間から一人歩きしてしまうものなのだ。今回、筆者がやったことは作品に対する一つの冒涜であり、あまり筆者が好んでやるところのものではない。では、どうして、あえて、こうしたことをしたのか。それは読書というものの本当の

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 SМという便利な性のことを曾祖父は知らないのかもしれない。いや、知っていたのかもしれない。SМは便利だ。私のつまらないセックスに緊張感を与えてくれる。与えてくれると思った。それを私が実行してみるまでは。 残酷だという男たち、自らを鬼畜だと

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メスを持つ女、その4
2018年06月15日00:42

 高校生の頃、女子高だった私たちは、よく結婚の話をした。お金持ちの家に生まれ、お金持ちの男と結婚したいというジョークを、よく口にした。私も賛同した。でも、私が望んでいたお金持ちとの結婚は、皆のそれとは少し違っていた。お金持ちの家に生まれた私

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メスを持つ女、その3
2018年06月14日17:55

 私は男たちの間を飛び回った。私は曾祖父の手紙にあった花になりたかったのに、結果として私がなったのは蝶々のほうだった。軽いのだ。私も軽いのだ。こんなことなら、飛べないぐらいの脂肪をつけておけばよかった。「貴男は落ち着いていた。私にはそう見え

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メスを持つ女、その2
2018年06月13日01:00

 私の処女はつまらない男に奪われた。まさに奪われたのだ。彼は私にこう言ったのだ。「本当に愛していれば、相手のために死ねるのだ」 死ねるなら、殺すぐらい、どうということもない、と、私はそう思った。別に私は自殺志願者ではない。自殺するほど、この

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メスを持つ女、その1
2018年06月12日00:39

「こ、これ、これは本物のメスじゃないか」 彼はアソコを大きく膨らませたまま、しかし、顔を蒼白にしてそう叫んだ。だって、今は明治じゃないんだから、本物のメスを持った男が女を犯しながら、そして、その胸にメスを入れるのは当然なのに、と、私は思いな

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突然の変更をします。
2018年06月10日23:54

 再・読書感想会で扱った「外科室」が波紋をサロンに残しているようです。あの二人は、すでに愛し合い、別れたあとだったのだ、と、そうした新説があったのです。 荒唐無稽な説です。しかし、あの小説そのものも、いささか荒唐無稽です。 そこで、筆者も、

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 在籍するSМクラブ嬢が二十人を超えるところは、あの当時でも、そうあるものではなかった。しかも、そのクラブは、小さな事務所、狭い待機ルーム、当時は、あいまいだった風営法の元、プレイルームが二つという、規模としては、それほど大きくなかったのだ

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 大人しい性格。普通の顔。普通のスタイル。彼女には特徴というものが少なかった。どうして彼女がアダルト専門、しかも、SМ専門のモデルになったのか筆者には分からなかった。何しろ、待ち合わせの喫茶店でも、移動の車の中でも、とにかく彼女は話をしなか

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 長身でスリム、それでいておっぱいが大きい。おっぱいが大きいのにウエストは極端なほどに縊れている。露出度の多いボンデージ衣装なのに、どことなく品がある。そして、長髪を揺らしながら、まるで幼子を相手にしているかのように、ゆっくりと話をする、そ

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 中年の冴えない男だった。小太りで、七三分けで、ゴルフのシャツにジーンズ。物腰はやわらく上品そうだったが、知性的と言うのは違うと感じた。そんな男なのに、常に美人を伴っていた。彼が主催するスワッピングパーティはもちろん、打ち合わせや取材の時に

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 聖水の女王様という良く出来た演出の風俗嬢だと筆者は思っていた。彼女にインタビューするまでは。 小柄で童顔、とにかくオシッコが好き、見るのも、見せるのも、かけるのも、飲ませるのも好き、それが彼女の人気を煽っていた。確かに可愛い。マニア風俗で

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 どうでもいいものを書いていて、どうでもいいようなミスをして、そんな中で、一つのことを思い出し、一つのことを思い出したことによって、いくつかのことを思い出したので、それを書き始めようかと思いついた。 時期もいいので、ホラーでも始めようかと考

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 まさか、十話が抜けてしまっていたとは思わなかった。もっとも大事なところを抜いてアップしてしまった。しかし、幸い、これは誰も読んでいないことを前提としているので、それでもいいのかもしれない。 ただ、そのために、こうして、十二話で終わる予定の

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 筆者は隣の男を見つめた。「あなたは私なんだ。遠い昔、ここで悩んでいる私の前に現れ、今、また、ここにいる。あなたは未来の私なんだ」「あんたさん。大丈夫かね」 彼は何か恐ろしいものでも見るかのような顔で筆者を見つめていた。昼間の長閑な公園で、

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「ところで、あんたさん。探すのは諦めたのかね」「探す。何を私が探していたと言うんです」 筆者は彼に昔にこの辺りにあった会社を探しに来たのだという話をしたことを、すっかり忘れていた。隣に座る白髪交じりの老人が気味悪く思えはじめて、軽いパニック

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読むに値しない、その10
2018年06月01日14:50

 あの日も、今日と同じように真夏にしては、少しばかり涼しさを感じられる不思議な、それでいて、どこか心地の悪い陽気だった。陽ざしを浴びれば汗ばむが、木陰に入れば涼しい、田舎では当たり前のそんなことが都会では奇妙に思えたりするものなのだ。 筆者

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