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日記一覧

 フリーハンドで紙にペンで○を描く。このとき、始点と終点が一致しないのは当然だと筆者は思っていた。人間というのは、そうしたことの出来ないものだと思っていたのだ。綺麗な円を描ける人は、選ばれた才能ある人で、そうした人は、もちろん、始点と終点が

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 エロ本を作っている頃、エロ本屋であることに関係なくエロ事件に、しばしば巻き込まれた。そういえば、お笑い芸人というものは日常的にも、面白い事件に巻き込まれたり、面白いものを見たりするようだ。もちろん、そうしたものに注意が向けられているからと

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 鹿月舎で小説を書く人たちのための電子書籍「官能小説の書き方」が発売されています。http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%98%E8%83%BD%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%81%AE%E6%9B%B8%E3%81%8D%E6%96%B9-%E9%B9%BF%E6%9C%88%E8%88%8E%E3%81%A7%E5%AE%98%E8%83%BD%E5%B0%

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 コーヒーのお皿を両手で持つ。以前、片手で持っていたために、子供の激突を避けようとして、床にコーヒーをぶちまけたことがあったからだ。その子供は狭い店内を走り周っていた。激突していれば熱いコーヒーは彼がかぶることになるはずだった。私がそれを避

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 電子書籍について「火星でスタバを作るようなものだ」と、言った人はいないと思うが、筆者はそのように感じている。スタバのコンセプトも火星人には通じないだろうし、そもそも火星に火星人などいないのだ。それでは何も出来ない。 しかし、もうすぐ火星は

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 電子書籍がいろいろと困難な壁を見せつけている。その壁を前にして、もっとも考えることは、これで面白いのか、と、そうしたことなのだ。これで出来るのか、これは格好良いのか、そうしたことは、実は考えていない。そうしたことは、何とかなる、何とでも思

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 多くの人が筆者を愚か者だと評価するのだが、この評価は正当ではない。筆者は極めて優秀な人間なのだ。 たとえば、筆者はこんなふうに考えている。医者に成りたいと思った人が医者に成れずに学者に成ったとしても、その人は優秀ではない。総理大臣に成りた

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 最近の人たちは、論じ合うということをしなくなったように思う。論じ合うという遊びをしなくなったのだ。筆者が学生の頃には、どうでもいいことを徹夜で論じ合ったものだ。筆者が記憶するかぎり、もっともダメだった議論は「なめくじに触って指が溶けた人が

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 人には誰れにでもモテ期というものがあると聞いたが、筆者にはない。これまでにもなかったし、これからもありそうにない。嫌われ期なら、これまでの長い間あったし、これからも長く続きそうな予感がある。もしかしたら、モテ期というものは、この嫌われ期の

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 意外な才能というものがある。子供時代には、特にそうしたものが発揮される。筆者は、そんな子供時代、とにかく才能豊富だった。才能に恵まれて生まれて来たのだ。容姿には恵まれて生まれて来なかった。身長には特に恵まれなかった。何よりもお金に恵まれて

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 本格的に電子書籍出版がはじまりました。その第一歩が踏み出されたのです。ここからは突っ走るのみです。 では、少し休むことにします。 普通の人は、こうしたところは無理をしても休まずに、こうした状況こそを普段の何倍もの努力をして乗り切ろうとする

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 エロ業界は男が中心の業界だった。エロ本にもエロビデオにも風俗産業にも、SMにも、男尊女卑の思想が根強くあった。それがあまりに顕著な話がある。あるエロ出版社のそこそこに偉い人が「女王様雑誌は、あれは女性を崇拝しているんだから婦人団体もそれは

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 鹿月舎の電子書籍は「観客主義」を否定している。一緒に作るという発想は、もしかしたら、少しばかり古いフォークのコンサートの発想に近いかもしれない。むしろ懐古趣味的と言えるかもしれない。それでもいい。筆者は、長い間、一方的に情報を提供するとこ

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 都会の底で、というタイトルで、ずいぶんとコラボレーション小説を作って来た。筆者がそこでやりたかったのは、同じ状況が別のものに見えている人たちがいるということの面白さの表現だったのだ。 これは筆者がホラー雑誌を作っているときに、しばしば経験

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 どうして、筆者がここで同じタイトルのものをシリーズで書くのか、その理由はいろいろあるのだが、もっとも大きな理由は途中で読まなくなる人を想定しているからなのだ。このシリーズの話は、もういいかな、また、何か新しいことを書きはじめたら読もうかな

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 筆者は総合雑誌という考え方が好きだった。ジャズ専門、ロック専門の雑誌よりも、音楽雑誌という大雑把な括りの雑誌が好きだった。その一方でミニコミ雑誌というのも好きだった。業界雑誌も意外と好きだった。石業界の雑誌とかガソリンスタンドの雑誌とかス

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 電子書籍で雑誌のようなものを作るのは難しい。それはデザインの問題ではない。デザインの問題だけなら、いろいろな方法がある。しかし、雑多な雰囲気を電子書籍で作るのは難しいのだ。なぜなら、雑誌というのは、出版コストが高いからこその商品だったから

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 あまり古いことは知らないが、少なくとも明治時代ぐらいからは、文化を支えたのは新聞であり、本であり、雑誌だったように思う。そのために、映画やテレビというものにさえ活字メディアの影響が色濃く出ているように筆者は思うのだ。 たとえば、型に嵌ると

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 筆者はどこかで読み手を信じ続けている。これは若い頃にエロ業界に入って来た、あのはじめてのマニア雑誌を作ったときから、少しも変わっていない。あの頃も、今も、同じように読み手を信じているのだ。本の読み手はお客さんではない、と、そう信じているの

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 舞台はそれを映像によって記録しても舞台にならない。記録は記録であって、毎日変化するところの舞台とは、まったく違うものだからだ。舞台を映像にすればそれが映画になるとは誰も思っていなかったはずだ。映画は映画であって舞台とは別のものだからだ。 

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マカロン派小説
2015年06月07日11:52

 マカロン派小説第一弾「女たちの野外露出」が改訂されています。 電子書籍はなかなか難しいですが、しかし、こうした改訂を日々出来るところまで含めて電子書籍と理解して行くしかないのかもしれません。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00Z25EBAS/

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 筆者は電子書籍について、こんなイメージを持ってる。これは、この現代に作るレーザーの剣なのではないか、と。スターウォーズという映画にそうした剣が出たとき、筆者はその映画を観る気がなくなった。筆者には、その開発が理解出来なかったのだ。いくら接

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 マカロン派の小説の第一弾「女たちの野外露出」問題がなければ、明日には発売開始されているはずです。

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 七月の課題小説「夕暮れのない街」のモデルケースとして一本アップしておきました。新見の場合です。これが平均的な長さとバランスだと考えてください。 今回も、本当に難しいです。そして、多くの人にとっては、はじめての長距離になるのではないかと思わ

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 一人で小説が書けると考えている人がいる。確かに、たった一人で、書ける人もいるのかもしれないが、筆者は見たことがない。小説というものは他人の中で生まれるものなのだ。たくさんの資料とか書籍の中から生まれるのではなく、たくさんの会話の中から生ま

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 さて、電子書籍の鹿鳴館サロン、コラボレーション作品が発売された。待望の、と、いった発売となった。ここから、いろいろな展開を用意している。用意しているが、さて、どこまで出せるのかは分からない。ただ、いくつか見えているものはある。次の「マカロ

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「近親相姦の取材に来たの。どうして。そんなの普通のことでしょ。少なくとも私が経験した性の中では、ごくごく普通の面白味もない話なんだけどな」 筆者は近親相姦の書籍を作っていた。たくさんの人に取材をした。近親相姦でありながら、被害者と加害者のよ

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